人材派遣会社のTikTok採用代行登録につなげる動画運用と費用目安
求人媒体に掲載しても、派遣スタッフの登録が思うように集まらない。特に20代の登録が減っている。そんななか、同業の派遣会社がTikTokで仕事の解説をしているのを見て、「うちもやるべきか。でも作れる人がいない」と代行を調べ始めた方も多いはずです。
この記事では、人材派遣会社がTikTok採用を代行に任せるときに、何を動画にすれば登録につながるのか、代行は何をしてくれて費用はどう決まるのかをまとめます。人材派遣会社の実際の事例、公開料金表から計算した1本あたりの単価と半年の総額、職種別のシリーズ企画の例、社内と代行の作業分担、代行会社を選ぶときの確認点まで、社内で検討するときの材料をそろえています。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
目次
人材派遣会社のTikTok採用代行とは?結論と任せる範囲別の費用目安
この記事は、派遣スタッフの登録者を集めたい人材派遣会社の経営者・担当者に向けたものです。TikTok関連の求人を探している個人の方向けではありません。
先に結論をまとめます。
- 動画にするのは、会社紹介より職種ごとの仕事の中身
- 登録から仕事を始めるまでの流れも動画で見せる
- 効果は再生数ではなく、登録数・面談予約数で測る
- 費用は任せる範囲で決まる。先に社内に残す作業を決める
- 長い契約から入らず、準備期間を含めた検証期間を決める
人材派遣会社のTikTok採用代行は、職種ごとの仕事紹介と登録の流れを動画にし、登録数で効果を測る仕組みとして使うものです。
任せる範囲で変わる費用と社内の負担
代行の費用は「月いくら」より先に、どの作業を外に出すかで決まります。代表的な4つの任せ方を、作業の分け方から整理すると次のようになります。
| 任せ方 | 社内の手間 | 代行費 | 続けやすさ |
|---|---|---|---|
| 丸投げ (企画〜分析) |
◎出演協力のみ | ×高め | ◎止まりにくい |
| 一部外注 (出演・ネタは社内) |
○ネタ出しと出演 | ○中程度 | ○社内協力が要る |
| 編集だけ外注 | △企画撮影も社内 | ○抑えやすい | △担当者次第 |
| 内製 | ×全工程を兼務 | ◎外注費なし | ×異動で止まる |
※ 作業の分け方から当メディアが整理した目安です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)
代行費が下がる任せ方ほど、その分を社内の時間で払うことになります。内製は請求書が来ないだけで、無料ではありません。
公開されている料金の一例
TikTok採用代行の比較記事を見ると、料金欄が「要問合せ」になっていることが多く、相場をつかみにくいのが実情です。そこで、料金表を公開している株式会社kanaL「採用特化のTikTok運用代行サービス」を一例として見ます(2026年10月時点の公式ページ)。
| プラン | 月額(税抜) | 本数 | 1本あたり |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 250,000円 | 10本 | 25,000円 |
| プレミアム | 350,000円 | 15本 | 約23,333円 |
| スピード | 400,000円 | 20本 | 20,000円 |
※ いずれも「広告費含む」と表記(広告費の金額は記載なし)。1本あたりは月額÷本数で当メディアが計算。
この3プランは、アカウント全体設計から企画・台本制作、出張撮影、動画編集、投稿・分析、報告ミーティング、広告運用までを含む「ほぼ丸投げ」の形です。kanaLの公開料金では、丸投げに近い形で1本あたり2万〜2.5万円でした。見積もりを比べるときの物差しの一つにできます。1社の料金なので業界の相場ではありません。ほかの任せ方は公開料金が少ないため、同じ条件で見積もりを取って比べます。
派遣会社がTikTokで登録者を集める仕組み:基礎知識
TikTok採用とは:フォロワーが少なくても見られる
TikTok採用とは、短い動画で仕事や職場の様子を伝え、関心を持った視聴者を応募や登録につなげる方法です。TikTokにはおすすめ表示(フォローしていない人にも動画が流れる仕組み)があり、始めたばかりのアカウントでも見られる可能性があります。
求人媒体は、仕事を探している人が見に来る場所です。TikTokは、まだ登録を考えていない人の目にも入ります。派遣会社にとっては、媒体では出会えなかった層への入り口になります。
求職者が見ているのは会社名より「仕事の中身」
当メディアは、派遣会社のTikTokでは「会社の魅力」より、「仕事の中身」と「登録から仕事を始めるまでの流れ」を見せるべきだと考えています。
派遣で働く人が選ぶのは、まず仕事です。どんな作業か、時給はいくらか、どこで働くか、シフトはどうか。派遣会社の名前は、その後に気にするものです。
もう一つは登録後の不安です。「登録したら電話がしつこく来るのでは」「面談で何を聞かれるのか」が分からないと、興味があっても登録の手前で止まります。登録の流れを先に動画で見せておけば、ためらいの理由を一つ減らせます。
登録までの導線とKPI
導線とは、動画を見た人が登録までたどる道筋のことです。派遣会社の場合は次の順になります。
- おすすめ表示で動画を見る
- プロフィール(アカウントの紹介欄)を開く
- リンクやDMから登録フォームへ進む
- 面談を予約する
- 紹介を経て就業する
KPI(目標にどれだけ近づいたかを測る数字)は、この順番に沿って置きます。
| 段階 | 見る数字 | 分かること |
|---|---|---|
| 認知 | 再生数 | 見られているか |
| 関心 | プロフィールへのアクセス | 会社に興味を持ったか |
| 行動 | リンクのクリック・DM | 登録に動いたか |
| 成果 | 登録数・面談予約数 | 採用につながったか |
当メディアは、SNS運用を外注するときのKPIは再生数ではなく、プロフィールへのアクセスと問い合わせ・応募数に置くべきだと考えています。派遣会社なら、応募数を「登録数・面談予約数」に置き換えます。再生数は途中経過として見て、判断は表の下2段で行います。
なお、プロフィールにリンクを設定できる条件は、TikTokの公式情報で確認してください。登録フォームには「何を見て登録したか」の質問を1つ入れておくと、TikTok経由の登録を数えられます。
踊らなくても成り立つか
「踊る動画は会社のイメージに合わない」と感じる方は多いはずです。代行会社の側でも、エンタメ要素を前提にしない打ち出しが見られます。前述のkanaLは公式ページのFAQで、踊るのが苦手でも大丈夫とし、リアルな職場の雰囲気を伝えることでミスマッチを起こさないことも目的に挙げています(2026年10月時点)。
派遣会社に向いているのは、仕事紹介、職場の様子、登録の流れ、よくある質問への回答です。どれも踊りや演技は要りません。実際の現場を見せるほうが、就業後の「聞いていた話と違う」を減らす材料にもなります。
ただし、こうした企画を職種ごとに毎月作り続けるのは、兼務の担当者には重い作業です。次の章で見るように派遣会社は本数が増えやすいため、企画・編集を外部に任せる選択肢を早めに持っておくと、途中で止まらずに続けられます。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
人材派遣会社の事例採用応募DMが月40件になった例
人材派遣会社がTikTokで成果を出した例として、当メディアの運営会社である株式会社Zero-Oneが支援した2社の結果を紹介します。数字は、同社の公式サイトに掲載されている実績の表記のままです。
| 会社 | 見た数字 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|---|
| WBPグループ株式会社(人材派遣) | TikTok経由での採用応募DM件数 | 0件/月 | 40件/月 |
| 株式会社ヒーモリ(人材派遣) | TikTok再生回数 | 1,000回 | 50万回 |
2社が見ている数字は違います。WBPグループは「採用応募のDM」、つまり前の章の表でいう「行動」の段階の数字で、ヒーモリは「再生回数」、つまり「認知」の段階の数字です。派遣会社が代行に頼むときも、まず「どの段階の数字を伸ばしたいか」を決めておくと、依頼の内容と成果の見方がそろいます。
なお、成果は会社・職種・地域によって変わります。この2社の結果が、どの会社にも同じように出るわけではありません。
派遣会社のTikTok採用代行の進め方シリーズ企画と作業分担
個別の案件ではなく職種・働き方ごとのシリーズで作る
派遣の案件は入れ替わりが早く、案件ごとの動画は募集が終わっても残ります。終了した仕事や古い時給の動画を見て問い合わせが来ると、求職者をがっかりさせ、対応する側の手間も増えます。
そこで当メディアは、個別の案件を1本ずつ動画にするより、職種・働き方ごとのシリーズを作るべきだと考えます。個別の求人は、プロフィールのリンク先(自社の求人ページや登録フォーム)に任せます。シリーズで作れば、一度投稿した動画を募集状況に関係なく長く使えます。
TikTokで「人材派遣会社」と検索すると、中小の派遣会社による仕事の解説、社員紹介、向いている人の特徴といった投稿が見られます(2026年10月時点)。どれも特定の案件に頼らず、テーマで続けられる形です。
シリーズ企画の例(製造・軽作業・事務の派遣)
製造・軽作業・事務の派遣を想定した例です。職種が変わっても、組み立て方は同じです。
【派遣会社向け TikTokシリーズ企画の例】
シリーズ1:○○(職種名)の1日
内容:出勤→作業→休憩→退勤の流れを見せる
出演:就業スタッフ or 担当コーディネーター(手元のみ可)
締め:「この職種の求人はプロフィールのリンクから」
シリーズ2:求人票の見方(時給・シフト・通勤)
内容:求人で見るべきポイントを1回1テーマで解説
出演:営業担当(声のみ可)
締め:「気になる条件はDMで質問できます」
シリーズ3:登録から仕事開始までの流れ
内容:登録→面談→紹介→就業を順に見せる
(面談で聞かれること、連絡の頻度など)
出演:コーディネーター
締め:「登録はプロフィールのリンクから」
シリーズ4:よく聞かれる質問に答える
内容:面談やコメントで実際に聞かれた質問に1問ずつ回答
出演:コーディネーター(顔出しなし可)
締め:「ほかの質問はコメントへ」
シリーズ5:この仕事に向いている人・向いていない人
内容:職種ごとに向き不向きを正直に伝える
出演:営業担当 or 就業スタッフ
締め:「向いていそうならプロフィールへ」
シリーズ6:担当者紹介
内容:登録後に誰が担当するのかを見せる
出演:コーディネーター本人
締め:「この人が担当します」
シリーズ3と4は、登録前の不安に答える回です。シリーズ5は、合わない人が来ないようにする回で、ミスマッチを減らす役目を持ちます。
顔出しできる社員が少ないときの撮り方
出演できる社員が1人しかいなくても、シリーズは回せます。
- 手元だけを映す(作業手順、書類の書き方)
- 現場の様子だけを映し、声で説明する
- 出演者を1人に固定し、シリーズの顔にする
- 就業先で撮るときは撮れる範囲を先に確認する
社内と代行の作業分担表
当メディアは、専任を置けない中小企業のSNS運用は、ネタ出しと出演を社内に残し、企画・編集・分析を外部に任せる一部外注から始めるほうがよいと考えています。求職者によく聞かれる質問や就業先の様子といった社内の情報は、外部では作れないからです。
| 作業 | 担当の目安 | 社内が出すもの |
|---|---|---|
| アカウント全体設計 | 代行(社内と相談) | 対象職種・地域 |
| 企画・台本制作 | 代行 | よく聞かれる質問 |
| 撮影 | 社内/代行 | 出演者・撮影場所 |
| 動画編集 | 代行 | NG表現のルール |
| 投稿・分析 | 代行 | 登録数・面談予約数 |
| 報告ミーティング | 両方 | 判断できる人の出席 |
| 広告運用 | 代行(必要時) | 予算の上限 |
| DM・コメント対応 | 社内 | 最新の募集状況 |
※ 作業の区分は、kanaLの料金表の項目(2026年10月時点)をもとに当メディアが作成。DM・コメント対応は当メディアが追加。
社内に残すのは「派遣会社しか知らない情報」と「出演」だけ、と決めると兼務でも続けやすくなります。
本数が増えやすい理由と社内の工数
派遣会社は職種や拠点ごとに見せたい内容が違うため、本数が増えやすいです。例えば製造・軽作業・事務の3職種で、「仕事の1日」と「よくある質問」を月1本ずつ出すと、3職種×2シリーズ=月6本になります。拠点ごとの通勤や周辺環境も見せるなら、さらに増えます。
これを社内だけで作る場合、1本あたり企画・撮影・編集・投稿に4時間かかると仮定すると(仮の値)、月6本×4時間=月24時間です。営業やコーディネーターの兼務で、この時間を毎月確保し続けるのは簡単ではありません。社内の時間を金額にして外注と比べる方法は、TikTok運用は内製と外注どちらが得かで詳しく扱っています。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
TikTok採用代行の費用目安1本単価と検証期間の総額
公開料金表から1本単価と総額を計算する
社長に費用対効果を説明するときは、月額ではなく検証期間の総額で話すと前提がそろいます。kanaLの公開料金で計算すると、次のとおりです。
| プラン | 1本あたり | 4か月 | 6か月 |
|---|---|---|---|
| スタンダード (月10本) |
25,000円 | 1,000,000円 | 1,500,000円 |
| プレミアム (月15本) |
約23,333円 | 1,400,000円 | 2,100,000円 |
| スピード (月20本) |
20,000円 | 1,600,000円 | 2,400,000円 |
※ 株式会社kanaL公式ページの料金(2026年10月時点・税抜・広告費含むと表記)から当メディアが計算。4か月は同社の最低契約期間(プランによって変わると注記あり)。
この例では、最低契約期間の4か月だけでも税抜100万〜160万円の支出になる計算です。同社のプランには、マーケター・ディレクター・動画編集者の3名体制や、InstagramとYouTubeへの投稿も同じ料金で対応する点が含まれます。総額を比べるときは、こうした含まれる作業もそろえて見ます。
検証期間には準備期間を含めて考える
見落としやすいのが、契約してすぐには投稿が始まらない点です。kanaLは公式FAQで、運用開始までの目安を最大2か月ほどとし、その間にコンセプト作りと投稿のストック作りをするとしています(2026年10月時点)。
| 期間 | 内容 |
|---|---|
| 1〜2か月目 | コンセプト作り・投稿のストック作り |
| 3〜6か月目 | 投稿・分析・改善 |
この例で6か月の検証を組むと、6か月−最大2か月=投稿している期間は4か月程度になりえます。これはkanaLの一例で、業界全体の決まりではありません。
「半年で判断する」と決めるなら、契約月から数えるのか投稿開始月から数えるのかを契約前にそろえておきます。ここがずれると、投稿2〜3か月の時点で「半年たったのに成果が出ない」と誤って判断することになります。
登録1件あたりの単価を出す計算式
代行費が高いか安いかは、登録1件あたりの単価にして、求人媒体の応募単価と並べると判断しやすくなります。次の式に自社の数字を入れて使ってください。
【TikTok経由の登録1件あたりの単価】
(代行費の合計 + 社内の作業時間 × 時給 × 月数)
÷ 期間中にTikTok経由で来た登録数
■ 記入欄
・代行費の合計(税抜) :____円
・社内の作業時間(月) :____時間
・担当者の時給 :____円
・月数(準備期間を含む) :____か月
・TikTok経由の登録数 :____件
→ 登録1件あたりの単価 :____円
→ 同じ期間の求人媒体の応募単価:____円
計算例です(社内の作業時間・時給・登録数はすべて仮の値)。スタンダードを6か月使い、社内の作業が月10時間・時給2,500円なら、150万円+10時間×2,500円×6か月=165万円です。登録が30件なら1件55,000円、60件なら1件27,500円になります。
この数字を、同じ6か月の求人媒体の応募単価と並べます。SNS採用を始めるときは求人媒体をすぐにやめず、同じ期間で両方の単価を並べてから予算配分を見直すべき、というのが当メディアの立場です。内訳の詳しい見方はTikTok採用の運用代行費用|相場の見方と内訳で解説しています。
社内の作業時間を月10時間も確保できない場合は、そもそも内製の選択肢が成り立ちにくいということです。その場合は、出演とネタ出し以外を外に任せる前提で見積もりを取ると、計算が現実に近づきます。
代行会社を選ぶときに確かめること派遣会社ならではの確認点
当メディアは、採用目的で運用代行を頼むときは、プロフィール文・応募フォームへのリンク・問い合わせ対応ルールが作業範囲に入っているかを、見積もり段階で確認すべきだと考えています。動画が見られても、登録までの道がなければ数字は増えないからです。
代行会社によっては、撮影やコメント返信が作業範囲の外になっている場合もあります。見積もりの段階で、特に次の点を確かめておきます。
- 最低契約期間は何か月か(プランで変わるか)
- 契約から投稿開始までの期間はどれくらいか
- 検証期間は契約月・投稿開始月のどちらから数えるか
- 月の本数と、1本あたりに含まれる作業
- 撮影は範囲内か(出張撮影の有無・回数)
- 広告費は含まれるか、含まれるならいくらか
- InstagramやYouTubeにも投稿されるか
- プロフィール文の作成は範囲内か
- 登録フォームへのリンク設定は範囲内か
- コメント・DMへの返信は範囲内か
- 登録数・面談予約数をKPIにした報告ができるか
- 採用目的のアカウントで、登録や応募の変化を説明できるか
- アカウントの持ち主(登録メール・電話番号)は自社か
- 解約後、動画とアカウントはどう扱われるか
- 投稿前の社内確認の流れと、確認にかけられる日数
契約前の相談の場も使えます。kanaLは契約前に1時間の無料「相性診断」を設け、相性の良い業界と悪い業界があると明記しています(2026年10月時点)。こうした場では、派遣業との相性や、職種が多い場合の進め方を率直に聞いておきます。
派遣会社では、DMやコメントで「この仕事まだ募集してますか」と聞かれることが増えます。返信が遅れると登録直前の人を逃すため、誰が・何時間以内に返すか、最新の求人はプロフィールのリンクへ案内すること、詳しい個人情報はDMではなく登録フォームで受け付けること、の3点は先に決めておきます。
作業範囲の確認とDMの対応ルールを契約前にそろえておくと、「再生はされたが登録が来ない」状態を防ぎやすくなります。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
よくある失敗と対策:再生されたのに登録ゼロを防ぐ
再生はされたが登録がゼロだった
よくある原因は、プロフィールに登録方法が書かれていない、動画の最後に次の行動を示していない、報告が再生数だけ、の3つです。
- プロフィール文に対象職種・地域・登録方法を書く
- 動画の締めでプロフィールへ案内する
- 報告の数字を登録数・面談予約数に変える
募集が終わった案件の動画が残り続けた
案件ごとに動画を作ると、募集終了後も古い条件の動画が見られ続けます。職種別のシリーズに切り替え、個別の求人はリンク先で更新します。案件を扱う場合は、募集終了時に非公開にする担当者を決めておきます。
担当者の異動で投稿が止まった
若手社員1人に企画から編集まで任せると、異動や退職でそのまま止まります。企画・編集は外部に任せ、社内は出演とネタ出しに絞ると、人が入れ替わっても続けやすくなります。出演者の2人目の候補も早めに決めておきます。
数本で「効果がない」と判断した
準備期間を含めて数えると、投稿を始めて間もない時期に判断してしまいがちです。投稿している期間で判断し、少なくとも半年は続ける前提で計画します。著者自身の経歴にも「投稿開始6ヶ月で1.2万フォロワー」という実績があります。採用目的や派遣会社のアカウントの数字ではありませんが、半年という単位で見て初めて判断できる、という当メディアの立場の背景になっています。
DMやコメントへの返信が遅れた
動画に興味を持った人の質問を放置すると、登録の手前で離れてしまいます。前の章で触れたとおり、担当者と返信の目安を先に決めておきます。
上の失敗はどれも、動画の出来ではなくKPI・導線・社内体制の決め忘れが原因です。ほかの失敗パターンはTikTok運用代行の失敗パターンと対策で扱っています。体制づくりまで自社だけで抱えるのが難しい場合は、外部の力を借りる方法を検討します。
自社だけで続けるのが難しいときは:一部外注から相談する
代行会社に相談する前に、社内に残せる作業を書き出しておくと、見積もりの前提がそろいます。
- 出演できる社員(人数・顔出しの可否)
- 求職者からよく聞かれる質問
- 撮影に協力できる時間と場所
- 月に使える予算の幅
株式会社Zero-One(当メディア運営会社)も、TikTok運用代行を行っています。企画・台本・撮影・投稿・分析を一貫して担当し、ペルソナ設計やコンセプト立案といったアカウントの方向性づくりから関わります。人材派遣会社の支援事例は、前述のとおりです。なお、当メディアの著者(運営者)は、ショート動画黎明期の2022年からショート動画の運用事業に携わっています。
料金は公式サイトに記載がなく、要問い合わせです。成果は会社や職種によって変わるため、半年の検証期間を決め、同じ期間の求人媒体の応募単価と並べて判断する前提で相談するのがおすすめです。上の書き出しメモを持って無料相談を使うか、社内の稟議用に資料請求で情報をそろえるところから始められます。
人材派遣TikTok採用代行に関するよくある質問
- 顔出しできる社員がいなくてもTikTok採用はできますか?
- できます。手元の作業、現場の様子、声だけの説明といった撮り方でも、仕事の中身は伝えられます。出演者を1人に固定してシリーズの顔にすれば、社員全員に協力を頼む必要もありません。就業先で撮る場合は、撮影できる範囲を事前に先方と確認してください。
- TikTok採用代行の最低契約期間はどれくらいですか?
- 会社やプランによって違います。一例として株式会社kanaLは最低契約期間を4か月とし、プランによって変わると注記しています(2026年10月時点)。運用開始まで最大2か月ほどかかる場合もあるため、準備期間を含めて検証期間を数え、契約前に確認しておきます。
- 個別の求人をTikTokで紹介してもよいですか?
- 紹介すること自体はできますが、募集が終わった後も動画が残る点に注意が必要です。当メディアは、動画は職種・働き方ごとのシリーズで作り、最新の求人はプロフィールのリンク先に任せる形をすすめています。案件を扱う場合は、募集終了時に非公開にする担当を決めておきます。
- TikTokを始めたら求人媒体はやめてもいいですか?
- すぐにやめず、同じ期間で両方を並べるのがおすすめです。代行費に社内の作業時間を時給換算して足し、TikTok経由の登録1件あたりの単価を出して、求人媒体の応募単価と比べます。そのうえで予算配分を見直すと、社長への説明もしやすくなります。
- 求人の表示や法律面のチェックは代行会社に任せられますか?
- 確認を手伝ってもらえる場合はありますが、自社の名前で出す投稿なので、最終確認は発注側で行います。求人の条件表示や広告表示に関わる法令、TikTokの規約は、公的機関や公式の情報で確認してください。投稿前の社内確認の流れと日数を契約時に決めておくと進めやすくなります。
まとめ|派遣会社のTikTokは仕事の中身を見せ、登録数で半年検証する
人材派遣会社のTikTok採用代行は、会社紹介ではなく職種ごとの仕事の中身と登録の流れを動画にし、登録数・面談予約数で効果を測るものです。個別案件ではなく職種別のシリーズで作り、求人はプロフィールのリンク先に任せると、動画を長く使えます。
費用は任せる範囲で決まります。kanaLの公開料金という一例では、丸投げに近い形で1本2万〜2.5万円、最低契約期間4か月で税抜100万〜160万円でした。準備期間を含めて検証期間を数え、登録1件あたりの単価を求人媒体と並べて判断します。
次の一歩は、社内に残せる作業(出演者・よく聞かれる質問・協力できる時間)を書き出し、作業範囲の確認点を押さえて代行会社へ相談することです。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり



