製造業のTikTok運用代行工場撮影の任せ方・費用の決まり方と機密の守り方
高校の求人票や求人媒体を出しても、若手の応募は年に数件しか来ない。そんな中で社長から「同業がTikTokで若手を採ったらしい。うちもやれないか調べてくれ」と頼まれた総務・採用担当の方は多いはずです。とはいえ現場は忙しく、自分たちで撮影と編集を続けるのは難しいでしょう。取引先の製品や図面が映らないかも心配です。
この記事では、製造業がTikTok運用代行を使うときのポイントを、社長への報告の材料になるよう次の順で説明します。 ・どこまで任せられ、何が社内に残るか ・工場で撮ってよい範囲の決め方 ・費用は何で決まるか ・半年後に何で判断するか
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
目次
製造業のTikTok運用代行は採用目的で始める作業は外へ、判断は社内に残す
結論から書きます。製造業のTikTok運用代行は、採用を主な目的にして、企画・撮影・編集・投稿・分析は外に任せ、「何を映してよいか」の判断と現場の段取りは社内に残す形で始めるのが基本です。 費用は、主に月の本数と工場での撮影回数(出張費)で決まります。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 目的 | 若手の採用を主にする。技術の認知はおまけ |
| 外に任せる作業 | 企画・台本・撮影・編集・投稿・分析 |
| 社内に残す判断 | 撮ってよい範囲・出演者・撮影日・最終確認 |
| 費用が決まる要素 | 月の本数・撮影回数・出張費・任せる範囲 |
| 本数の決め方 | 現場が撮影に立ち会える時間から逆算する |
| 判断の時期と指標 | 半年。応募数を求人媒体と同じ期間で比べる |
| 撮影前の準備 | 「撮ってよい場所・物・人」の一覧を作る |
社長に報告するときは、この7行が説明の材料になります。以下では、1行ずつ根拠と進め方を説明します。TikTok運用代行の仕組みそのものを先に知りたい方は、TikTok運用代行とは?任せられる業務・費用の目安もあわせてご覧ください。
製造業でTikTokは採用に効くのか事例と工場で撮る動画の型
高卒採用は求人票だけでは届きにくい
厚生労働省の「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」(2026年3月卒業予定者、2025年7月末時点)によると、高校新卒者の求人倍率は全国で3.69倍です。求人は約46万7千人、求職者は約12万6千人でした。
高校生1人に対して3.69件の求人がある計算です。求人票を並べただけでは、知らない会社は選ばれにくくなります。当メディアでは、求人票を見る前に「この工場で働く姿」を知ってもらう入口として、TikTokは役に立つと考えています。
製造業の事例:三陽工業の「おじさんTikTok」
製造業でよく紹介されるのが、兵庫県明石市の三陽工業株式会社(製造業・製造派遣事業)です。日刊工業新聞社のニュースイッチ(2021年12月29日)によると、同社は2021年2月にアカウントを作り、40〜70代の男性社員が出る動画を毎日投稿しました。
- 内定者8人のうち3人がTikTok経由の応募
- 2021年9月の面接者262名の約6割が「見たことがある」と回答
同社のプレスリリース(@Press、2023年4月19日)では、次の内容が発表されています。
- フォロワー数は6万人を超えた
- 説明会に来た学生の70%がアカウントを知っていた
- 説明会の参加者は前年度の1.5倍
- 2022年度は兵庫県からのエントリーが9割だったが、2023年度は全国から集まった
ここで大事なのは、出ているのが若い社員でも、ダンスでもない点です。「うちはベテランばかりだから若い人に受けない」と決めつける必要はありません。ただし、この数字は2021〜2023年のもので、同じ結果をどの会社でも出せるという意味ではありません。
工場で撮る動画の型(流行に頼らない)
当メディアは、製造業の採用動画は流行の音源やダンスに寄せず、職人の技・加工の工程・機械と、働く人の人柄を主役にするほうがよいと考えています。 求職者が知りたいのは「どんな仕事を、どんな人とするのか」だからです。工場には、それを見せる材料がすでにそろっています。
下の表の「現場の負担」は、何回撮るか・誰が手を止めるかで、「機密の注意」は画面に何が映るかで見ています。
| 動画の型 | 現場の負担 | 伝わる内容 | 機密の注意 |
|---|---|---|---|
| 職人の 手元のアップ |
○1か所で短時間 | 技の細かさ | △製品が映る |
| 加工の工程 (素材→完成) |
△工程ごと複数回 | 仕事の流れ | △図面が映る |
| 機械・設備 | ◎作業を止めない | 工場の規模感 | ×配置・型番 |
| 未経験から 覚える流れ |
△新人と先輩が出演 | 入社後の育ち方 | ○映る物が少ない |
| 社員の人柄・ 一日の流れ |
○休憩中に撮れる | 職場の雰囲気 | ○背景に注意 |
※ 撮影の手間と映る物から考えた当メディアの目安です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)
たとえば機械・設備の動画は、動いている機械をそのまま撮れるので作業を止めずに済みます。その一方で、引きの画では設備の配置や型番が映りやすくなります。加工の工程は仕事の流れが一番よく伝わる型ですが、工程ごとに撮影日が要るため、立ち会いの回数が増えます。
どの型も、撮影と編集には手間がかかります。現場が忙しい会社ほど、外に任せる範囲を先に決めておくと続けやすくなります。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
代行に任せる作業と社内に残す判断製造業は「出してよいか」が重い
当メディアは、SNS運用を外に任せる範囲は「企画」「撮影」のような工程名ではなく、「判断」と「作業」で分けるべきだと考えています。作業はほとんど外に出せます。一方で、何を出すか・出してよいか・誰に向けるかの判断は社内に残ります。
製造業では、このうち「出してよいか」の判断がとくに重くなります。取引先の製品や図面、設備の配置などは、外の人が見ても映してよいか判断できないからです。
| 工程 | 担当 | 製造業での中身 |
|---|---|---|
| 目的・採りたい人 | 社内(判断) | 高卒か中途か、職種 |
| 撮ってよい範囲 | 社内(判断) | 取引先製品・図面・設備 |
| 出演者・撮影日 | 社内(段取り) | 繁忙期・納期前を避ける |
| 企画・台本 | 外部 | 型の選定と構成 |
| 撮影 | 外部 | 工場への出張撮影 |
| 編集・字幕 | 外部 | 音を出さずに見ても分かる字幕 |
| 投稿・コメント対応 | 外部 | 時間帯の調整 |
| 分析・報告 | 外部 | 月ごとの数字と改善案 |
| 最終確認 | 社内(判断) | 一覧と照らし合わせる |
| 応募への対応 | 社内 | 返信・見学・面接 |
外に出せる作業の範囲は、代行会社によって違います。たとえば株式会社コムニコの公式ページ(2026年10月時点)では、企画立案・台本・撮影・編集・サムネイル・投稿代行・効果検証・広告配信・TikTok Shop運用まで対応範囲に入っています。
社内に残るのは「決めること」と「段取り」で、手を動かす時間の大半は外に出せます。 総務部長が兼務で受け持つなら、社内の役目は「撮ってよいかを決める人」と「最終確認をする人」を決めておくことです。工程ごとの細かい分け方は、TikTok運用はどこまで外注できる?丸投げできる範囲と社内に残る作業で詳しく説明しています。
撮影前に決める「撮ってよい範囲」機密を守る一覧と投稿前の確認
先に一覧を作る理由
当メディアは、工場の撮影では、撮る前に「撮ってよい場所・物・人」の一覧を社内で決め、代行にはその範囲の中だけで撮ってもらうべきだと考えています。 投稿前の確認でも、その一覧と照らし合わせます。
毎回その場で「これは映してよいか」を判断すると、工場長の確認待ちで撮影が止まります。編集後の確認も止まり、投稿が止まります。最初に一覧があれば、代行側はその場で撮れるかを判断でき、社内の確認は「一覧と合っているか」を見るだけで済みます。
一覧に入れる項目
| 項目 | 社内で決めること |
|---|---|
| 場所 | 撮ってよいライン・エリア、入れない場所 |
| 取引先の物 | 製品・試作品・図面を映すか |
| 掲示物・画面 | 工程表・ホワイトボード・モニター表示 |
| 設備 | 配置が分かる引きの画、型番の扱い |
| 安全 | 保護具の着用、通路の表示が整っているか |
| 人 | 出演してよい社員、顔を出さない社員 |
| 日程 | 撮ってよい日、避ける時期(繁忙期・納期前) |
| 担当 | 当日立ち会う人、最終確認をする人 |
安全の項目は見落としやすいところです。保護具を着けていない場面や、通路をふさいだ荷物が映ると、採用動画として逆効果になります。社員が出演するときの同意の取り方は、社内の規程や専門家に確認してください。
投稿前の確認で見る4つのルール
炎上や行き違いを防ぐため、投稿前の最終確認では次の4つを見ます。
- 撮ってよい範囲の一覧と合っているか(上の表)
- 音源は商用音楽ライブラリから選んでいるか:TikTok for Businessヘルプ「商用音楽ライブラリについて」(2026年10月時点)によると、このライブラリには商用利用が認められた100万曲以上の楽曲があり、通常の投稿・動画広告・ブランドコンテンツに使えます。ほかのユーザーが作った音源やライセンスされた楽曲を使うときは、許可が必要とされています
- 社員の個人アカウントでPRするなら「広告」などと明記したか:消費者庁によると、ステルスマーケティング(広告であることを隠した表示)は2023年10月1日から景品表示法違反の対象です。同庁の「ステルスマーケティングに関するQ&A」では、販売促進が仕事に含まれる役員・管理職・担当チームなどの投稿は「事業者の表示」とみなされることがあります。その場合は「広告」「PR」などと明記する必要があるとしています
- 給与・休日・仕事内容は求人票と同じで最新か:厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」によると、2022年10月1日から、募集する企業自身にも、求人情報でうその表示や誤解を招く表示をせず、正確で最新の内容に保つ義務があります。TikTokで条件に触れるときも、求人票と食い違わないようにします
会社の公式アカウントは、誰の発信かが分かりやすいのが利点です。それでも、社員の個人アカウントでの投稿も確認の対象に入れておくと安心です。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
月の本数と費用の決まり方現場が立ち会える時間から逆算する
費用が決まる4つの要素
| 要素 | 費用への影響 | 製造業で確かめること |
|---|---|---|
| 月の本数 | 多いほど総額が上がる | 現場が立ち会える回数 |
| 撮影の回数 | 現地に行く回数で変わる | 1回で何本分撮るか |
| 出張費・交通費 | 込みか別料金か | 1回の額×月の回数 |
| 任せる範囲 | 編集のみ〜企画・分析まで | 判断と作業の線引き |
業種を問わない相場の目安
TaTapの公式サイトの解説記事(2026年10月時点)では、TikTok運用代行の価格帯を3段階に分けています。
- 月10〜20万円:編集のみ
- 月20〜60万円:企画から投稿まで
- 月60〜100万円超:広告なども含む
同じ記事によると、TaTapの料金は月4本で30万円〜、標準は月8本で50万円、初回のみ初期費用10万円です。1本あたりに直すと次のとおりです。
月4本:30万円 ÷ 4本 = 1本あたり7.5万円
月8本:50万円 ÷ 8本 = 1本あたり6.25万円
コムニコの料金は非公開(2026年10月時点)で、本数・尺・演者・範囲で変わるとしています。撮影場所は「弊社スタジオまたは都内のご希望の場所」と書かれています。工場が地方にある場合は、出張して撮ってもらえるかを確認しましょう。
当メディアは、依頼先は拠点の場所より、撮影の回数と出張費の扱いで比べるべきだと考えています。出張費が別料金の会社は、1回あたりの額に月の撮影回数を掛け、月額に足してから比べます。本数と単価の比べ方は、TikTok運用代行の料金は月額と本数で決まる?でも詳しく扱っています。
本数は現場の立ち会い時間から逆算する
月の本数は、相場や「多いほど伸びる」という考えではなく、社内が撮影の立ち会いと確認に使える時間から逆算して決めるべきです。 確認が止まると契約した本数を使い切れず、費用だけがかかるからです。
たとえば、次の前提を置いて計算してみます(数字は仮のものです)。
撮影の立ち会い:1回3時間 × 月2回 = 6時間
投稿前の確認:1本15分 × 8本 = 2時間
社内で使う時間の合計:月8時間
工場長が月8時間を出せないなら、本数を減らすか、1回の撮影で撮る本数を増やして撮影回数を減らします。この計算を社内で済ませてから見積もりを取ると、無理のない本数で比べられます。
1つの製品を工程ごとに撮り、閑散期に撮りためる
当メディアは、完成品だけを撮りに行くより、生産計画に撮影日を入れて1つの製品を工程ごとに撮るほうがよいと考えています。製造業の技術は、完成すると見えなくなる加工の途中に出るからです。
- 素材の受け入れ・段取り
- 加工(切削・溶接・曲げなど)
- 検査・仕上げ
- 出荷前の完成品
1つの製品から、工程ごとの動画と、通して見せる動画の両方を作れます。また、繁忙期は立ち会いと確認が止まりやすくなります。季節に左右されない「人柄」や「一日の流れ」の動画は、閑散期にまとめて撮っておくのが向いています。
費用対効果は求人媒体と同じ期間で比べる
当メディアは、SNS採用を始めても求人媒体をすぐにやめず、同じ期間で両方の応募単価を並べてから予算の配分を見直すべきだと考えています。この比べ方は、社長に続けるかどうかを説明するときの材料にもなります。
TikTok:(月の代行費30万円 × 6か月 + 初期費用10万円)= 190万円
190万円 ÷ 半年の応募数 = 応募1件あたりの費用
求人媒体:半年の掲載費 ÷ 半年の応募数 = 応募1件あたりの費用
上の30万円はTaTapの月4本の料金を例にしたものです。実際の見積もりの金額を入れ、同じ半年で並べます。社内の作業時間を時給に直して足す方法は、TikTok採用の運用代行費用|応募単価の計算式で解説しています。
よくある失敗と対策製造業で止まりやすい4つの場面
繁忙期に撮影が止まり、契約本数を使い切れない
受注が集中する時期や納期前は、工場長も職人も撮影どころではありません。撮影日が流れると、その月の本数を消化できなくなります。
- 契約前に、繁忙期と納期の山を代行会社に伝える
- 閑散期に、季節に左右されない動画を撮りためる
- 本数は立ち会える時間から逆算して決める
機密が映って、公開後に動画を消す
背景のホワイトボードや、棚にある取引先の製品は、撮影中には気づきにくいものです。公開後に気づいて消すと、それまでの再生も応募の入口も失います。撮ってよい範囲の一覧を撮影前に代行と共有し、投稿前の確認もその一覧と照らし合わせることが基本の対策です。
再生数は伸びたのに応募が来ない
再生数だけを見ていると、「見られているのに応募がない」状態に気づくのが遅れます。動画を見た人が会社のページを開いた回数(プロフィールへのアクセス)と、応募数まで追いましょう。
- プロフィールに応募先や採用ページへのリンクを置く
- 応募・問い合わせの窓口と返信の担当を決める
- 面接で「何を見て応募したか」を聞く
判断の時期は、1か月目は投稿本数、3か月目はプロフィールへのアクセス、6か月目は応募数と、見るものを変えていきます。詳しくはTikTok運用代行の効果が出るまでの期間にまとめています。
流行に寄せすぎて、会社らしさが消える
流行の音源や企画に乗るほど、どの会社の動画か分からなくなります。三陽工業の例のように、ベテラン社員がそのまま出る動画でも見られています。流行は入口として使い、主役は自社の技と人にしておきます。
ここまで読んで、「うちの工場でも同じところで止まりそうだ」と感じた方もいると思います。社内で決める判断を先に固め、作業は外に任せる。それが、止まらずに半年続けるための現実的な形です。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
自社だけで続けるのが難しいときは判断は社内、作業は外部に分ける
運用代行に相談する前に、社内で次の3つを整理しておくと、各社の答えを同じ条件で比べられます。
- 目的(例:高卒の製造職を採りたい)
- 使える予算の幅
- 現場が撮影に立ち会える時間(月何時間か)
あわせて、撮ってよい範囲の一覧を下書きしておきます。そのうえで「半年を検証期間とし、応募数で判断する前提で、自社の工場なら月何本撮れるか」を聞くと、話が具体的になります。
当メディアを運営する株式会社Zero-Oneは、TikTok運用代行で「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当し、企画から投稿まで丸投げできる体制をとっています。料金はTikTok運用代行が1本3万円〜(2026年10月時点、公式サイトのサービスページ掲載)です。単なる運用代行で終わらせず、ペルソナ設計やコンセプト立案まで手がけ、採用などの結果につながる土台を作ることを公式サイトで掲げています。公式サイト掲載の実績では、老舗漬物メーカーの株式会社天政松下の事例として、TikTokフォロワー数が0人から5,000人になったことを紹介しています。「撮ってよいかの判断は社内、作業は外部」という役割分担で、工場の撮影から相談できます。
この記事の著者(運営者)は、ショート動画黎明期の2022年に運用事業を始めました。以来、ベンチャー・中小企業のショート動画活用を支援しています。専任のいない会社で何が止まりやすいかを踏まえて、この記事の進め方をまとめました。
自社の工場でどんな形なら続けられるかを知りたい方は無料相談をご利用ください。まず社内で稟議を通したい方は資料請求が便利です。
製造業 TikTok運用代行に関するよくある質問
- 工場が地方にありますが、撮影に来てもらえますか?
- 代行会社によって違います。たとえばコムニコの公式ページ(2026年10月時点)では、撮影場所を「弊社スタジオまたは都内のご希望の場所」としています。拠点の場所だけで判断せず、出張撮影ができるか、交通費が込みか別料金か、月に何回来てもらえるかを確かめましょう。そのうえで、交通費を月額に足して比べます。
- 社員が顔を出したがらない場合でも運用できますか?
- できます。職人の手元のアップ、加工の工程、機械・設備の動画なら、顔を出さずに撮れます。撮ってよい範囲の一覧に「出演してよい社員」と「顔を出さない社員」の欄を作り、代行にはその範囲で撮ってもらいます。出演の同意の取り方は、社内の規程や専門家に確認してください。
- 自社で撮った動画の編集だけを頼むこともできますか?
- 頼めます。TaTapの解説記事(2026年10月時点)では、編集だけを頼む価格帯を月10〜20万円としています。ただし、撮影と企画が社内に残るので、現場の手間はあまり減りません。撮影に立ち会える時間が少ない会社は、撮影まで任せたときとの差を、社内の作業時間を含めて比べてください。
- 採用だけでなく、新しい取引先からの問い合わせにも使えますか?
- 加工の工程や技術を見せる動画は、取引先の目にも触れます。ただ、当メディアでは、最初は採用を主な目的にして、応募数で判断する形をおすすめしています。目的を2つにすると、動画の中身も見る指標もぶれやすいからです。採用で続けられる体制ができてから、技術を見せる動画を増やすとよいでしょう。
- 効果は何か月で判断すればよいですか?
- 当メディアでは半年を目安にしています。1か月目は予定どおり投稿できたか、3か月目はプロフィールへのアクセス、6か月目は応募数と、時期ごとに見るものを変えます。半年の費用の合計を応募数で割り、同じ期間の求人媒体の応募単価と並べると、続けるかどうかを社長に説明する材料になります。
まとめ|製造業のTikTokは「撮ってよい範囲」を決めてから任せる
製造業のTikTok運用代行は、若手の採用を主な目的にして始めるのが基本です。企画・撮影・編集・投稿・分析は外に任せ、撮ってよい範囲・撮影日・最終確認の判断は社内に残します。費用は月の本数と撮影回数、出張費で決まり、本数は現場が立ち会える時間から逆算します。
次の一歩は3つです。まず目的・予算の幅・立ち会える時間を3行で整理し、撮ってよい場所・物・人の一覧を下書きします。そのうえで、半年を検証期間とし、求人媒体と同じ期間の応募単価で判断する前提で、代行会社に「自社の工場なら月何本撮れるか」を相談しましょう。社長への報告では、要点の表と計算式を材料として使えます。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
- 令和7年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(7月末現在)(厚生労働省)
- 踊っているだけじゃない!今の時代はTikTokで新卒採用?(ニュースイッチ/日刊工業新聞社)
- フォロワー数6万人越えの「おじさんTikTok」の三陽工業 会社理解を目的とした「TikTok研修」を新卒採用にて実施(@Press/三陽工業)
- TikTok運用代行・コンサルティング(株式会社コムニコ)
- 商用音楽ライブラリについて(TikTok for Business ヘルプセンター)
- 令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。(消費者庁)
- ステルスマーケティングに関するQ&A(消費者庁)
- 令和4年職業安定法の改正について(厚生労働省)
- TikTok運用代行の費用|月額30万円〜と工程別の内訳(TaTap公式サイト)



