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SNS採用

介護施設の​TikTok​採用代行応募に​つなぐ動画の​作り方と​費用の​考え方【2026年】

公開:2026年10月12日|岡本雄太
介護施設のTikTok採用代行|応募につなぐ動画の作り方と費用の考え方【2026年】

求人媒体に出しても介護職の応募が来ない。紹介会社の手数料はかさむ一方。理事会では「若い人が来ないならSNSでもやってみたら」と言われたものの、法人本部の兼務担当では動画を作る時間がない。そんな状況でTikTokの採用代行を調べている方に向けた記事です。

2026年7月には、介護職員が利用者を無断でTikTokに投稿し、運営会社が謝罪した件が報じられました。この記事では、利用者を守りながら仕事の様子を見せる動画の作り方を解説します。あわせて、代行に任せる作業と施設に残す判断の分け方、理事会に説明しやすい応募単価の計算式、成果を判断する時期もまとめました。

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この記事の著者・監修者
岡本雄太(株式会社Zero-One 役員)
YouTube運用代行・TikTok運用代行を行う株式会社Zero-One(大阪市)で、SNS・動画で集客や採用を進めたい中小企業に向けて情報を発信しています。料金・仕様は記事公開時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。
運営者の経歴・実績
  • 累計1億再生以上
  • 2026年動画1本で1000万再生
  • 投稿開始3ヶ月で5000フォロワー
  • 投稿開始6ヶ月で1.2万フォロワー
  • ショート動画黎明期の2022年から運用事業開始
  • ベンチャー,中小企業のショート動画活用支援
  • 累計5000本以上制作
  • 2019年から動画編集に携わる
  • 企画,構成,撮影,編集,アップロードまで手掛ける。プロデュースも可能
  • 某有名芸能人の動画制作
目次
  1. 介護施設のTikTok採用代行の結論 利用者が映らない動画を半年続けて判断する
  2. 介護施設がTikTok採用代行に任せられること 基礎知識と分担
    1. TikTokは求人媒体を見ない人にも届く場所
    2. 運用代行とは 何を代わりにやってくれるのか
    3. 代行に任せる作業と施設に残す判断
    4. 他社の介護施設の事例から分かること
    5. 求人の条件は動画に詰め込まず、リンク先に置く
  3. 応募につながる介護の採用動画の作り方 5つの型
    1. 理念や設備より「仕事の中身」と「独り立ちまでの流れ」を見せる
    2. 流行のダンスに寄せず、仕事と人柄を主役にする
    3. 音源は商用音楽ライブラリから選ぶ
  4. 利用者と職員を守る撮影ルール 同意の記録と出演の分け方
    1. 最初は利用者が映らない型から始める
    2. 利用者を映すときは、掲載先と期間を伝えた同意を記録に残す
    3. 撮影前のチェックリスト
    4. 職員の出演は3人以上に分け、退職時の扱いを先に決める
  5. 依頼費用の目安と応募単価の計算 理事会に説明できる比べ方
    1. 公開されている費用の目安
    2. 応募単価の計算式
    3. 求人媒体はすぐにやめず、同じ期間で並べる
  6. よくある失敗と対策 再生数で判断して3ヶ月でやめない
    1. 再生数だけ見て、途中でやめてしまう
    2. 投稿前の確認待ちで止まる
    3. 動画は見られているのに応募が来ない
    4. 同意書の保管係が決まっていない
  7. 自社だけで続けるのが難しいときは
  8. 介護 TikTok採用代行に関するよくある質問
  9. まとめ|介護のTikTok採用は「映さない型」と「応募単価」で判断する

介護施設の​TikTok​採用代行の​結論利用者が​映らない動画を​半年続けて判断する

介護施設のTikTok採用は、利用者が映らない「仕事と職員」の動画を半年続けてから成果を判断するのが基本です。代行には企画・編集・投稿・分析を任せ、撮影の同意と投稿前の最終確認は施設に残すのが基本の分け方です。費用は月額だけで見ず、応募1人あたりの単価を出して求人媒体と比べます。

項目 結論
代行に任せる範囲 企画・台本・編集・投稿・分析
(撮影まで任せられる会社もある)
施設に残す役割 目的の決定、同意の取得と保管、
投稿前の最終確認、応募への対応
費用の見方 半年の総額(代行費+社内の作業時間)÷応募数
成果を判断する時期 1ヶ月目は本数、3ヶ月目は途中の指標、
6ヶ月目は応募
最初に作る動画 利用者が映らない型
(1日の流れ、研修の流れ、職員のQ&A)

この記事は、法人本部で採用を兼務している方が、理事会で「代行に任せるかどうか」を話し合うときの材料になるように書いています。

以下の章で、表の5項目それぞれの理由と進め方を説明します。

  • 任せる範囲と施設に残す役割
  • 応募につながる動画の型
  • 利用者と職員を守る撮影ルール
  • 費用の目安と応募単価の計算式
  • よくある失敗と、時期ごとに見る指標

介護施設が​TikTok​採用代行に​任せられること基礎知識と​分担

TikTok​は​求人媒体を​見ない人に​も​届く場所

TikTok Newsroomの発表(2025年11月27日)によると、日本の月間アクティブユーザー数(ひと月に1回以上使った人の数)は4,200万を超えました。TikTokとTikTok Liteの合計で、重複を除いた数字です。発表では「日本のおおよそ3人に1人」と説明しています。

年代別の内訳はこの発表に載っていません。そのため、「若い人だけのアプリ」と決めつけないほうが安全です。当メディアの考えでは、TikTokの強みは「今は転職を考えていない人」にも仕事の様子が届くことにあります。求人媒体は、仕事を探している人が自分から見に来る場所です。求人媒体とTikTokは、届く相手が違う別の入口として考えると判断しやすくなります。

運用代行と​は何を​代わりに​や​って​くれるの​か

TikTokの運用代行とは、アカウントの運営を外部の会社が代わりに行うサービスです。主な作業は次のとおりです。

  • 企画・台本づくり
  • 撮影(任せられる会社とそうでない会社がある)
  • 編集・テロップ入れ・音源選び
  • 投稿・コメント対応
  • 数字の分析と報告

分析では「プロフィールへのアクセス」という数字がよく使われます。動画を見た人が、施設のアカウントのページを開いた回数のことです。プロフィールには求人ページへのリンクを置くため、応募の一歩手前の数字として見ます。工程ごとの外注範囲はTikTok運用はどこまで外注できる?で詳しくまとめています。

代行に​任せる作業と​施設に​残す判断

当メディアは、外注範囲を工程の名前ではなく「判断」と「作業」で切り分けるべきだと考えています。作業はほとんど外に出せます。一方で、何を出すか、出してよいか、誰に向けるかの判断は施設にしか下せません。

工程 担う側 施設の負担
目的の決定
(職種・人数)
施設 ○最初に1回
企画・台本 代行 ◎ネタ提供のみ
撮影日の調整 施設 ○撮影頻度による
撮影 代行または施設 △立ち会い要
同意の取得・保管 施設 △毎回必要
編集・音源選び 代行 ◎ほぼ無し
投稿前の最終確認 施設 △毎回必要
投稿・分析報告 代行 ◎報告を読む
応募への対応 施設 ○通常業務
求人ページの更新 施設 ○条件変更時

※ 本記事の考え方(判断と作業の分け方・利用者の映り込みのリスク)にもとづく目安です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)

人手が足りない施設では、月の本数を「多いほど良い」で決めないことが大切です。当メディアは、撮影の立ち会いと確認に使える時間から本数を逆算する考え方をとっています。確認が止まると、契約した本数をこなせず費用だけがかかるからです。

(仮の数字の例。実際の撮影回数は代行会社と決める)
撮影の立ち会い:月2回 × 2時間 = 4時間
投稿前の確認 :月8本 × 30分 = 4時間
施設側の作業 :合計 月8時間
→ この8時間を出せるかで、月8本が現実的かを決める

他社の​介護施設の​事例から​分かること

運用代行会社のstock-sunは、介護施設(株式会社HABING)で「6ヶ月で30名以上の応募」があった事例を公開しています(2024年の事例ページ)。紹介されている施策は次の3つです。

  • 社長を中心にした、企業感の出ないアカウント
  • 親しみやすく、働きやすさが伝わる動画
  • SNS経由の応募者向けの「SNS優先採用枠」とLINEへの誘導

これは他社の事例で、投稿本数・費用・体制は書かれていません。それでも参考になるのは3つ目です。動画の外に応募の受け皿を用意していたことが分かります。

求人の​条件は​動画に​詰め込まず、​リンク先に​置く

厚生労働省によると、令和4年10月1日施行の職業安定法の改正で、求人情報を正確に表示することが義務になりました。長野労働局の「労働者募集関係」のページでは、募集広告に募集主の名称・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金を表示する必要があると案内しています。令和6年4月1日からは、募集のときに明示する労働条件も追加されました。

動画は数十秒しかないため、条件をすべて入れるのは現実的ではありません。動画では仕事と人を見せ、条件はプロフィールから飛べる求人ページにまとめ、常に最新にしておきます。SNSで募集するときに投稿そのものへ何を書くかなど、細かい表示のルールは管轄の労働局の案内で確認してください。

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応募に​つなが​る介護の​採用動画の​作り方5つの​型

理念や​設備より​「仕事の​中身」​と​「独り立ちまで​の​流れ」​を​見せる

当メディアは、採用目的の動画では会社の魅力より、仕事の中身と入社から働き始めるまでの流れを見せるべきだと考えています。求職者は仕事内容と条件で選びます。そして、入った後のことが分からない不安が、応募をためらわせるからです。

介護施設に当てはめると、理念や建物のきれいさより、次のようなことを見せることになります。

  • 介助の1日の流れ
  • 夜勤の実際
  • 入職してから独り立ちするまでの研修の流れ

未経験の人や資格の無い人が応募前に抱く「自分にできるのか」という不安に答える動画が、応募の一歩につながります。

動画の型 応募前の
不安に答える
利用者の
映り込み
現場の
撮影負担
1日の流れ ◎仕事が分かる △手元中心に ○分けて撮る
入職から
独り立ちまで
◎未経験の不安 ○研修室で撮る ○研修時に
職員のQ&A ○人柄が伝わる ◎映らない ◎休憩中に
夜勤の実際
(語り)
◎不安に直結 ◎語りのみ ○日中に収録
資格取得の支援 ○将来像 ◎映らない ◎説明中心

※ 本記事の考え方(判断と作業の分け方・利用者の映り込みのリスク)にもとづく目安です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)

「夜勤の実際」は、夜勤中に撮るのではありません。夜勤を経験した職員が、日中に「何時に何をするか」「困ったときは誰に相談するか」を話す形にします。そうすれば、利用者が映らずに夜勤の不安に答えられます。

流行の​ダンスに​寄せず、​仕事と​人柄を​主役に​する

「踊る介護職員」のような動画は、法人の雰囲気に合わないと感じる方も多いはずです。当メディアは、採用動画は流行の音源やダンスに寄せず、仕事の中身と一緒に働く人の人柄を主役にするほうがよいと考えています。求職者が知りたいのは、そこでの仕事と一緒に働く人だからです。

親しみやすさは、ダンスがなくても出せます。たとえば次のような場面です。

  • 先輩職員が新人のころの失敗を話す
  • 休憩中の何気ない会話
  • 利用者に声をかけるときの工夫を、職員同士で再現する

音源は​商用音楽ライブラリから​選ぶ

施設のアカウントは、ビジネス目的の投稿として扱います。TikTok for Businessのヘルプ「商用音楽ライブラリについて」によると、商用利用が許可された約100万曲のライブラリがあり、無料で使えます。通常の投稿でも、商用で使う場合はこのライブラリを使う必要があると案内しています。

TikTok for Businessのブログでも、一般のミュージックライブラリの楽曲は、ブランドや企業は使えないと書かれています。音源選びは代行に任せられます。ただ、施設側も「流行りの曲をそのまま使えばよい」わけではないことを知っておくと、確認のときに迷いません。

利用者と​職員を​守る撮影ルール同意の​記録と​出演の​分け方

J-CASTの報道(2026年7月28日)によると、千葉県内の高齢者介護施設で、職員が利用者の動画をTikTok(ライブ配信を含む)に無断で投稿しました。運営会社は事実を認めて、次の対応を発表しています。

  • すべての動画の削除
  • SNSについての再教育
  • 夜間勤務時の管理強化
  • 就業規則に基づく処分

また、個人情報保護委員会と厚生労働省は「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」(平成29年4月公表、令和8年4月一部改正)を出しています。このガイダンスは介護事業者も対象にしていて、病歴や心身の障害などを「要配慮個人情報」として慎重に扱うよう求めています。採用動画は、法人がルールを決めて撮る「公式の発信」にし、職員が個人で撮るものと分けることが出発点です。

最初は​利用者が​映らない型から​始める

当メディアは、医療・介護の現場のSNS動画は、最初は利用者が映らない型から始めるべきだと考えています。利用者が映ると、同意の確認と個人情報の確認が1本ごとに増え、投稿が止まりやすくなるからです。

始めのうちは次のような映像だけで組み立てます。

  • 職員のQ&A
  • 備品や設備の紹介
  • 手元だけの映像

半年分の動画をこれだけで作っても、仕事の中身は十分に伝わります。

利用者を​映すと​きは、​掲載先と​期間を​伝えた同意を​記録に​残す

利用者が映る動画を撮るときは、口頭で確認するだけでは足りません。当メディアは、掲載先と掲載期間を伝えたうえでの同意を記録に残してから撮るべきだと考えています。後で行き違いが起きたとき、法人が説明する材料が無くなるからです。

介護の場合は、利用者本人に加えて家族の同意も記録します。判断能力に配慮が必要な方もいるため、同意の取り方は法人の個人情報の担当者と決めておきます。

撮影前の​チェックリスト

確認項目 確認する中身
撮影の目的 どの型の動画か、何を伝えるか
利用者の映り込み 映らない構図か。映るなら同意の記録があるか
名前の映り込み 名札、居室の名前表示、掲示物
記録の映り込み ケア記録、カルテ、モニター画面、ホワイトボード
撮影の時間帯 夜勤中は撮らない。日中の決めた時間に撮る
撮影の機材 職員個人のスマホでは撮らない
出演者の同意 出演する職員全員の同意の記録があるか
最終確認者 投稿前に見る施設側の担当者が決まっているか

夜勤中と個人スマホでの撮影を外しているのは、上の報道で運営会社が「夜間勤務時の管理強化」を対策に挙げたためです。代行が撮影に来る場合も、このリストを撮影前に渡しておきます。そうすれば、撮ってよい範囲が事前にそろいます。

職員の​出演は3人以上に​分け、​退職時の​扱いを​先に​決める

当メディアは、介護の採用動画は施設長や採用担当1人の出演に頼らず、複数の職員で出演を分けるべきだと考えています。そのうえで、出演の同意と、退職したときに動画を残すか下げるかを、撮影前に決めて記録しておきます。理由は2つです。

  • 出演者が辞めると、動画の一斉削除か、本人ともめるかになりやすい
  • 1人に偏ると、その人の負担と退職がそのまま発信の停止になる

出演の同意で決めておく項目は次のとおりです。

  • 出演する範囲(顔を出すか、声だけか、手元だけか)
  • 掲載先(TikTokのみか、ほかのSNSや採用サイトにも使うか)
  • 掲載期間
  • 広告など、ほかの用途に使うか
  • 退職したときの扱い(残す/下げる/期限を決めて下げる)

出演を嫌がる職員には無理に頼まず、声だけ・手元だけの出演から選べるようにすると、出演者を分けやすくなります。

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依頼費用の​目安と​応募単価の​計算理事会に​説明で​きる比べ方

公開されている費用の​目安

TikTok採用代行の料金は、多くの会社で公開されていません。参考になるのは、各社が公開している記事の目安です。統計ではない点に注意してください。

依頼先・プラン 月額の目安 出典
運用代行(全体) 10万〜100万円 pamxy
運用代行(小規模企業) 10万〜20万円 pamxy
介護施設のSNS代行
(シンプル)
3万〜8万円 atsoho
介護施設のSNS代行
(総合)
10万〜20万円 atsoho

※ 2026年10月時点で公開されている各社の記事による目安です。atsohoの目安は入居の問い合わせ向けで、Instagramが中心です。

金額の幅が広いのは、撮影の有無、月の本数、分析の深さが会社ごとに違うからです。月額だけを並べても、理事会で「どれが得か」は説明できません。

応募単価の​計算式

当メディアは、採用目的のSNS運用の費用対効果は次のように求めるべきだと考えています。代行費に社内の作業時間を時給に換算して足し、立ち上げ月を含む半年の合計を応募数で割る方法です。そのうえで求人媒体と比べます。

応募単価 =(代行費の月額 × 6ヶ月 + 初期費用
      + 社内の作業時間 × 時給 × 6ヶ月)÷ 6ヶ月の応募数

(仮の数字の例)
代行費 :15万円 × 6ヶ月 = 90万円
初期費用:0円とする
社内作業:月8時間 × 時給2,000円 × 6ヶ月 = 9.6万円
合計  :99.6万円
応募10人なら:99.6万円 ÷ 10人 = 1人あたり約10万円

社内の作業時間を足すのは、施設の職員が使う時間も無料ではないからです。同じ6ヶ月の求人媒体の掲載費を応募数で割れば、同じ物差しで並べられます。紹介会社は応募ではなく入職で手数料が決まることが多いため、比べるときは「入職1人あたり」に単位をそろえます。計算の詳しい考え方はTikTok採用の運用代行費用で解説しています。

求人媒体は​すぐに​や​めず、​同じ期間で​並べる

当メディアは、SNS採用を始めるときは求人媒体をすぐにやめず、同じ期間で両方の応募単価を並べてから予算の配分を見直すべきだと考えています。TikTokは立ち上げに時間がかかります。最初の数ヶ月で応募が減ると、現場の人手不足が悪くなるからです。

契約も最初から長く結ばず、半年などの検証期間を決めて始めると、理事会にも「いつ何で判断するか」を示せます。

よくある失敗と​対策再生数で​判断して3ヶ月で​や​めない

再生数だけ見て、​途中で​や​めてしまう

よくある失敗は、再生数が伸びないことに慌てて3ヶ月ほどでやめてしまうことです。当メディアは、SNS運用の成果を半年後に1回だけ判断するのではなく、時期ごとに見るものを変えるべきだと考えています。

時期 見る数字 判断の目安
1ヶ月目 投稿本数 予定どおり出せたか
3ヶ月目 プロフィールへのアクセス、
求人ページへのクリック
応募の手前まで
人が来ているか
6ヶ月目 問い合わせ・応募の数、
応募単価
求人媒体と比べて
続けるか決める

1ヶ月目に本数が出ていなければ、原因は動画の中身より社内の確認や撮影の段取りにあります。期間ごとの判断の仕方はTikTok運用代行の効果が出るまでの期間にもまとめています。

投稿前の​確認待ちで​止まる

理事長、施設長、本部と確認する人が増えるほど、投稿は止まります。対策は次の3つです。

  • 最終確認者を1人に決める
  • 確認する点を絞る(事実の誤り、映り込み、求人条件)
  • 言い回しの好みでは差し戻さない

チェックリストの項目を確認の基準にすると、確認する人が変わっても判断がぶれません。

動画は​見られているの​に​応募が​来ない

プロフィールへのアクセスはあるのに応募が無い場合は、受け皿の問題を疑います。確認するのは次の点です。

  • プロフィールから求人ページへ1回で行けるか
  • 求人ページの条件が最新か
  • 電話以外の気軽な連絡手段があるか

前述の他社の事例でも、SNS経由の応募者向けの枠とLINEへの誘導を用意していました。面接では「何を見て応募したか」を毎回聞き、TikTok経由の応募を数えられるようにしておきます。

同意書の​保管係が​決まって​いない

代行に任せたつもりで、同意の記録を誰が持つのか決まっていないこともよくあります。同意は施設と利用者・職員との約束なので、保管は施設の役目です。退職者が出たときにすぐ確かめられるよう、動画ごとに同意の記録とひも付けておきます。病院や施術所での同意の考え方は整骨院のTikTok運用代行でも扱っています。

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自社だけで​続けるの​が​難しいと​きは

ここまでの分担を見て、「本部の兼務担当が企画と編集まで抱えるのは無理だ」「現場の職員をシフトから外して撮影するのは難しい」と感じた方も多いと思います。その場合は、判断は施設に残し、企画・撮影・編集・分析の作業を外部に任せる方法があります。

株式会社Zero-One(当メディアの運営会社)のTikTok運用代行は、企画・台本・撮影・投稿・分析を一貫して担当します。動画を作るだけでなく、ペルソナ設計やコンセプト立案から関わり、採用などの成果につながる土台づくりを大切にしています。料金はTikTok運用代行 1本3万円〜です(2026年10月時点、公式サイトのサービスページに掲載)。公式サイトには、人材派遣のWBPグループ株式会社で「TikTok経由での採用応募DM件数 0件/月 → 40件/月」という事例が載っています。

なお、この記事の著者は、個人としてショート動画の黎明期だった2022年から運用事業を始め、ベンチャー・中小企業のショート動画活用を支援してきました。

相談の前には、次の3つを整理しておくと話が早く進みます。

  • 目的(どの職種を何人採用したいか)
  • 使える予算の幅
  • 現場が撮影と確認に協力できる時間

無料相談では、この3つをもとに任せる範囲を一緒に検討できます。理事会で説明する資料が必要な場合は、資料請求もご利用ください。

介護 TikTok採用代行に関するよくある質問

介護施設のTikTokで利用者の顔は出してもよいですか?
最初は利用者が映らない型で始めることをおすすめします。映す場合は本人と家族に掲載先と掲載期間を伝え、同意を記録に残してから撮ります。個人情報保護委員会・厚生労働省のガイダンスは介護事業者を対象にしているので、法人の個人情報の担当者と取り扱いを決めてから進めてください。
職員が出演を嫌がる場合はどうすればよいですか?
無理に顔を出してもらう必要はありません。声だけ、手元だけといった出演の範囲から選べるようにすると、協力してくれる人が増えます。出演者は3人以上に分け、退職したときに動画を残すか下げるかは撮影の前に決めて記録しておくと、後でもめにくくなります。
TikTokを始めたら求人媒体はやめてもよいですか?
すぐにはやめず、同じ期間で両方の応募単価を並べてから予算の配分を見直すほうが安全です。TikTokは成果が出るまで半年ほど見る必要があり、その間に媒体からの応募が止まると現場の人手不足が悪化するおそれがあります。
夜勤の様子を動画にしてもよいですか?
夜勤中に撮影するのは避け、夜勤を経験した職員が日中に「何時に何をするか」を話す形にするのがよいと当メディアは考えています。2026年7月には、夜勤中に利用者を無断で撮影して投稿した件が報じられ、運営会社が夜間勤務時の管理強化を発表しています。
介護の採用ならTikTokとInstagramのどちらがよいですか?
この記事ではTikTokを中心に説明しています。どちらを使う場合も、利用者が映らない型から始めること、同意を記録すること、応募単価で求人媒体と比べることは同じです。まずは1つに絞って半年続け、数字を見てから広げるほうが、現場の負担を抑えられます。

まとめ|介護のTikTok採用は「映さない型」と「応募単価」で判断する

介護施設のTikTok採用は、利用者が映らない「仕事と職員」の動画から始め、半年続けてから判断するのが基本です。代行には企画・編集・投稿・分析を任せます。施設には、同意の取得と保管、投稿前の最終確認、応募への対応を残します。費用は月額で比べず、社内の作業時間も含めた半年の総額を応募数で割って、求人媒体と並べます。

次の一歩は、目的(職種と人数)、使える予算の幅、現場が撮影と確認に出せる時間の3つを書き出すことです。それをもとに代行会社へ相談するか、資料を取り寄せて理事会の説明に使ってください。

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