TikTok運用代行に依頼する前のチェックリスト|社内で準備する10項目とテンプレート
「TikTokを外部に任せたいが、何を準備すればよいか分からない」「問い合わせたら目的やターゲットを聞かれて、答えに詰まった」。SNSの専任者がいない会社では、依頼前の準備不足が原因で、見積もりを比べにくくなったり、始まってから社内確認が遅れたりしがちです。
この記事では、TikTok運用代行に依頼する前に社内で決めておく10項目を、チェックリストにまとめました。
目的と指標、商材の情報、依頼する範囲、撮影と出演、承認フロー、音源のルール、契約前に聞く質問まで扱います。そのまま埋めて代行会社に渡せるテンプレートを9種類載せているので、読み終えたらすぐ準備を始められます。
丸投げ可能。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり
目次
TikTok運用代行に依頼する前のチェックリスト10項目
TikTok運用代行に依頼する前に社内で決めておきたいのは、次の10項目です。代行会社の解説記事で繰り返し挙がる確認事項を、発注する側の準備という視点で整理し直しました。
すべて埋まっていなくても相談はできます。ただ、埋まっている項目が多いほど、見積もりを比べやすくなり、最初の企画会議も早く進みます。
| No. | 準備する項目 | 社内で決めること | 使うテンプレート |
|---|---|---|---|
| 1 | 目的 | 問い合わせ・販売・採用・認知のどれを優先するか | ①目的・指標シート |
| 2 | 成果の測り方 | 再生数以外に何を見るか、報告の頻度 | ①目的・指標シート |
| 3 | 商材と顧客の情報 | 顧客の属性、よく聞かれる質問、成約の決め手、情報を渡す担当者 | ②商材・顧客情報シート |
| 4 | 依頼する範囲と本数 | 企画から分析までのどこを任せるか、月に何本か | ③業務範囲の○×表 |
| 5 | 撮影と出演 | 撮影場所、出演できる社員、月の撮影回数 | ④撮影・出演の確認表 |
| 6 | 社内の承認フロー | 誰が、どの段階で、何日で確認するか。不在時の代理 | ⑤承認フロー表 |
| 7 | 表現のルール | ブランドの決まりごと、使わない言葉、最終判断する人 | ⑥表現ルール・NGリスト |
| 8 | 音源と素材 | 使ってよい音源、社内素材の使用範囲 | ⑦音源・素材の確認シート |
| 9 | 権利と引き継ぎ | アカウントと動画の持ち主、解約時の扱い | ⑨初回商談の質問リスト |
| 10 | 契約条件 | 契約期間、解約、方針変更、修正回数、追加費用、内製化の希望 | ⑨初回商談の質問リスト |
この記事でできることは、次のとおりです。
| この記事でできること | 該当する章 |
|---|---|
| 依頼前に決めることを10項目で洗い出す | この章 |
| 依頼までの流れを順番どおりに進める | 依頼までの基本の手順 |
| 埋めるだけで代行会社に渡せる資料を作る | テンプレート①〜⑧ |
| 契約前に権利・解約・追加費用を確認する | テンプレート⑨、注意点 |
| 社内の作業時間を見積もる | うまく進めるコツ |
| 音源や広告表示で気をつける点を押さえる | 注意点 |
依頼までの基本の手順
10項目は、次の順番で埋めていくと手戻りが少なくなります。目的が決まらないうちに本数や予算を決めると、あとで前提が変わりやすいためです。
- 社内の窓口担当を1人決める。 兼務で構いません。代行会社とのやり取りと、社内の意見集めを一本化する役です。
- 目的を一文で書く。 「誰に」「何を伝えて」「どんな行動につなげたいか」をテンプレート①で言葉にします。
- 営業・採用の担当者から情報を集める。 顧客や応募者がよく聞くこと、決め手になったことをテンプレート②に書き出します。
- 任せる範囲と自社でやる範囲を分ける。 テンプレート③の○×表で、作業ごとに担当を決めます。
- 撮影と出演の上限を確認する。 出演できる社員、撮影に使える場所と曜日を、本人と上長に確認しておきます。
- 承認フローと返信期限を決める。 企画・台本・完成動画を誰が確認するかと、何営業日で返すかを決めます。
- 表現と音源のルールをまとめる。 使わない言葉、ロゴの扱い、使ってよい音源の範囲を1枚にします。
- 依頼概要書を作り、複数社に同じ内容で問い合わせる。 条件をそろえると、提案と見積もりを比べやすくなります。
- 初回商談で契約・権利・解約を確認する。 テンプレート⑨の質問を、契約書を交わす前に聞きます。
- 契約後の最初の1か月で、運用の型を合わせる。 資料の共有、初回の企画確認、レポートの形式の合意までを済ませます。
最初の1か月は、動画の出来よりも「確認がどこで止まるか」「どの情報が足りないか」を見つける期間と考えると進めやすくなります。止まった箇所は、テンプレート⑤の期限や担当を見直して直していきます。
そのまま使えるテンプレート9種類
[ ]の部分を自社の内容に差し替えて使ってください。社内の共有ドキュメントに貼り付け、窓口担当がまとめる想定です。
①目的・指標シート(項目1・2)
再生数だけを指標にしないことは、多くの解説記事で強調されています。最終的に見る数字と、途中で見る数字を分けて書くのがポイントです。KPIとは、目的に近づいているかを測るための指標のことです。
【TikTok運用の目的・指標シート】
作成日:[YYYY/MM/DD] 作成者:[氏名]
1. 一番の目的(1つだけ○)
□ 問い合わせを増やす □ 商品を売る □ 採用の応募を増やす □ 知ってもらう
2. 目的を一文で
「[誰に]、TikTokで[何を]知ってもらい、[どんな行動]につなげたい」
3. 最終的に見る数字(KPI)
[例:月の問い合わせ件数/応募件数/ECの注文数]
4. 途中で見る数字
[例:プロフィールへのアクセス、リンクのクリック、保存数、コメント数]
5. 現在の数字(分かる範囲で)
[ ]
6. レポートの頻度と形式
□ 月1回 □ 隔週 □ その他[ ] 形式:[資料のみ/定例会議あり]
7. 再生数が伸びても3の数字が動かないときの判断
見直す時期:[ ]か月目 判断する人:[役職・氏名]
採用が目的で、TikTokとは別に会社説明用の採用動画も作るか迷っている場合は、採用動画の制作費用の目安も参考にしてください。
②商材・顧客情報シート(項目3)
代行会社が企画を考えるとき、いちばん欲しいのは「現場の言葉」です。営業や採用の担当者に15分ほど聞き取りをして埋めると、企画の精度が上がりやすくなります。
【商材・顧客情報シート】
情報を渡す担当者:[部署・氏名](質問の窓口)
■ 商品・サービス
名称:[ ] ひとことで言うと:[ ]
■ 主な顧客(採用の場合は応募してほしい人)
年代・性別:[ ] 地域:[ ] 職業・立場:[ ]
■ よく聞かれる質問(上位5つ)
1.[ ] 2.[ ] 3.[ ] 4.[ ] 5.[ ]
■ 成約(入社)の決め手になったこと
[例:見積もりが早い、職場の雰囲気を見て安心した]
■ 断られる(辞退される)よくある理由
[ ]
■ 競合と違うところ
[ ]
■ 社内でよく使う言い回し・お客様が使う言い回し
[ ]
③業務範囲の○×表(項目4)
運用代行に依頼できる業務は、企画から広告運用まで幅があります。作業ごとに「任せる」「自社でやる」「相談したい」を決めておくと、見積もりの前提がそろいます。
【業務範囲の○×表】 ○=代行に任せる ×=自社でやる △=相談したい
[ ] 投稿の企画
[ ] 台本の作成
[ ] アカウントの初期設定(プロフィール文など)
[ ] 撮影
[ ] 編集
[ ] サムネイル作成
[ ] キャプション(投稿の説明文)とハッシュタグの作成
[ ] 投稿作業
[ ] コメントへの返信・DM対応
[ ] 運用レポートの作成
[ ] 広告運用
希望本数:月[ ]本
修正の希望回数:1本あたり[ ]回まで
開始希望時期:[YYYY年MM月]
④撮影・出演の確認表(項目5)
「撮影に出られる社員が限られる」会社ほど、先に上限を決めておくことが大切です。出演者本人の了解と、写してはいけないものの確認もここで行います。
【撮影・出演の確認表】
■ 撮影場所の候補
[例:店舗、工場、事務所の一角] 使える曜日・時間帯:[ ]
■ 月に撮影できる回数:[ ]回(1回あたり[ ]時間まで)
■ 出演できる社員
氏名:[ ] 顔出し:□可 □不可 声のみ:□可 □不可
氏名:[ ] 顔出し:□可 □不可 声のみ:□可 □不可
■ 出演者の書面での同意:□取得済み □これから取得
■ 退職・異動したときの動画の扱い(本人と事前に共有)
□ 公開を続ける □ 非公開にする □ その都度相談
■ 写してはいけないもの
[例:お客様の顔、取引先のロゴ、パソコンの画面、書類、車のナンバー]
⑤承認フロー表(項目6)
確認する人が多いほど、返信は遅れがちです。段階ごとに確認者を絞り、返信期限と不在時の代理を決めておきます。
【承認フロー表】
段階 確認者 代理 返信期限
企画案 [ ] [ ] [ ]営業日以内
台本 [ ] [ ] [ ]営業日以内
完成動画 [ ] [ ] [ ]営業日以内
キャプション [ ] [ ] [ ]営業日以内
連絡手段:[例:チャットツール名/メール]
期限までに返信がない場合:[例:窓口担当が判断して進める/投稿を延期する]
最終決裁者:[役職・氏名](方針変更のときだけ確認)
⑥表現ルール・NGリスト(項目7)
ブランドガイドラインがない会社でも、最低限の決まりごとを1枚にしておくと、修正の往復が減ります。業界ごとの表現ルールに関わる商材の場合は、最終判断を自社の誰が行うかも書いておきます。
【表現ルール・NGリスト】
■ 社名・商品名の正しい表記:[ ]
■ ロゴの使い方:[例:白背景のみ、加工しない]
■ 動画の口調:□ 親しみやすい □ 丁寧 □ その他[ ]
■ 使わない言葉
・根拠のない最上級の表現(例:「業界初」「最高の」など)
・効果を保証する言い方(例:「誰でも○○できる」「確実に○○」)
・他社を名指しで比べる表現
・[自社で追加]
■ 触れない話題:[例:価格の値引き、未発表の商品]
■ 業界特有の表現ルールの最終確認者:[部署・氏名]
⑦音源・素材の確認シート(項目8)
音源の扱いは、後から差し替えるのが手間な項目です。TikTok公式の商用音楽ライブラリ(CML)を前提にルールを決めておくと安心です(詳しくは注意点の章で説明します)。
【音源・素材の確認シート】
■ 運用するアカウントの種類:□ ビジネスアカウント □ 個人アカウント
■ 音源のルール
□ TikTok商用音楽ライブラリの「商業利用可能な音楽」から選ぶ
□ 自社で権利を持つ音源を使う[音源名: ]
■ 投稿した動画を広告にも使う可能性:□ あり □ なし □ 未定
■ 渡せる社内素材
ロゴデータ:□あり 写真:□あり[保管場所: ] 過去の動画:□あり
■ 素材の使用範囲:[例:TikTokのみ/他のSNSや自社サイトにも転用可]
■ 他社が作った画像・映像・イラストは使わない(使う場合は窓口に相談)
⑧依頼概要書(問い合わせ時に送る文面)
①〜⑦の内容を要約し、複数の代行会社に同じ文面で送ります。予算が決まっていない場合は「未定」と書いて構いません。費用の考え方はTikTok運用代行の費用相場で解説しています。
件名:TikTok運用代行のご相談([会社名])
[代行会社名] ご担当者様
[会社名]の[氏名]と申します。TikTok運用代行について相談させてください。
■ 事業内容:[ ]
■ 目的:[テンプレート①の一文]
■ 主なターゲット:[ ]
■ 依頼したい範囲:[ ](○×表を添付します)
■ 希望本数:月[ ]本
■ 撮影・出演:[例:撮影は月2回まで、社員2名が出演可能]
■ 社内の確認体制:[例:窓口1名、返信は3営業日以内]
■ 開始希望時期:[ ]
■ 予算感:[ ]/未定
次の点をご提案いただけますと幸いです。
・上記の範囲での費用と、その内訳
・同業種または近い目的での支援例
・開始から最初の数か月の進め方
どうぞよろしくお願いいたします。
⑨初回商談の質問リスト(項目9・10)
アカウントや動画の権利、解約時の引き継ぎは、契約書を交わす前に確認しておくよう勧める解説記事が多い項目です。聞きにくい内容ほど、リストを見ながら淡々と質問すると角が立ちません。
【初回商談の質問リスト】
■ 料金と作業範囲
□ 料金に含まれる作業はどこまでか
□ 追加費用になるのはどんなときか(本数追加、撮影の出張など)
□ 1本あたり無料で直せる回数は何回か
■ 契約
□ 最低契約期間はあるか。解約は何か月前に申し出るか
□ 途中で目的や方針を変えたいときはどうなるか
■ 権利と引き継ぎ
□ TikTokアカウントの所有者は誰か。ログイン情報は誰が管理するか
□ 動画の著作権・使用権はどちらにあるか。解約後も動画を使えるか
□ 解約時に引き渡されるもの(台本、素材データ、レポート)は何か
■ 運用の進め方
□ レポートで見る指標と頻度
□ 担当者は何人で、窓口は誰か。担当が変わるときの連絡は
□ 表現のチェックは、どこまで代行側で行うか
□ 広告運用まで同じチームで対応できるか
□ 同業種・同じ目的での支援経験はあるか
■ 将来
□ いずれ自社で運用したい場合、内製化の支援はあるか
□ クリエイターなど第三者を起用するとき、広告であることの表示をどう扱うか
成果に応じて料金が変わる契約を検討している場合は、成果報酬型と固定報酬の違いもあわせて確認すると、質問を追加しやすくなります。
うまく進めるコツ
窓口は1人に、決裁者は最初から巻き込む
代行会社への連絡が複数の社員からバラバラに届くと、指示が食い違いやすくなります。窓口を1人にし、社内の意見はその人がまとめてから伝える形にします。
一方で、社長や部門長が最後に初めて動画を見ると、方針がひっくり返ることがあります。テンプレート①の目的だけは、決裁者に最初に目を通してもらいましょう。
「営業の言葉」をそのまま渡す
「何を投稿すれば問い合わせや応募につながるのか分からない」という悩みのヒントは、たいてい営業や面接の現場にあります。お客様がよく聞く質問は、そのまま動画のテーマ候補になります。
テンプレート②は、きれいな文章にする必要はありません。聞き取ったメモのまま渡すほうが、代行会社にとっては使いやすいことが多いです。
社内の作業時間を先に見積もる
丸ごと任せる場合でも、確認や撮影の立ち会いで社内の時間は使います。兼務の担当者が無理なく続けられるか、契約前に見積もっておきましょう。
【社内の作業時間の見積もり(月)】
台本の確認 [本数]本 × [1本あたりの分数]分 = [ ]分
完成動画の確認 [本数]本 × [1本あたりの分数]分 = [ ]分
撮影の立ち会い [回数]回 × [1回あたりの時間]時間 = [ ]時間
定例・レポート確認 [回数]回 × [時間]時間 = [ ]時間
合計:[ ]時間
→ 担当者のどの業務時間を充てるか:[ ]
計算例(仮の数字):月8本、台本確認1本15分、完成動画確認1本10分、撮影の立ち会い月2回×2時間、定例月1回1時間とすると、合計はおよそ8時間20分です。この時間を確保できない場合は、本数を減らすか、確認の段階を減らすかを検討します。
比較するときは同じ資料を送る
各社に違う説明をすると、見積もりの差が「会社の差」なのか「条件の差」なのか分からなくなります。テンプレート⑧と③を同じ内容で送り、返ってきた提案を並べて比べます。
最初の数か月は「型を探す期間」と決めておく
開始直後から狙いどおりの数字が出るとは限りません。どの時期に何を見て方針を見直すかを、テンプレート①の7番で先に決めておくと、社内で焦って判断を急ぐことを防ぎやすくなります。
内製化したいなら最初に伝える
「いずれは自社で回したい」と考えているなら、初回商談の段階で伝えましょう。台本の型や撮影のコツを共有してもらえるか、引き継ぎ資料を作ってもらえるかで、契約の中身が変わってきます。
注意点(音源・広告表示・出演・社内確認)
法律や規約に関わる内容は一般的な説明にとどめています。個別の判断は、専門家や公的機関、TikTokの公式情報で確認してください。
音源はTikTok商用音楽ライブラリを基準にする
TikTok For Businessのビジネスヘルプセンター(最終更新2026年7月)によると、TikTokには「TikTok商用音楽ライブラリ(CML)」があります。約100万曲を収録した世界共通の音楽ライブラリで、収録曲は無料で商用利用できると説明されています(2026年10月時点で公式ページを確認)。
アカウントの種類によって、音源の表示が異なります(2026年10月時点)。
| アカウント | 「サウンドの追加」を押したときの表示 |
|---|---|
| ビジネスアカウント | CMLの曲(「商業利用可能な音楽」)だけが表示される |
| 個人アカウント | すべてのサウンドが表示される。CMLから選ぶにはドロップダウンで「商業利用可能な音楽」を選ぶ |
CMLでは、キャンペーンを公開する地域を選んでから曲を探します。プレースメント、テーマ、ジャンル、ムード、使用期間で絞り込め、キーワード検索もできます。一度に表示できるのは1万曲までです。
商業利用可能な音楽を選べば、オーガニック投稿(広告ではない通常の投稿)でも有料コンテンツでも使えると説明されています。個人アカウントで社員が撮った動画を会社の投稿に転用するときは、音源がCMLのものかを確認する手順を、テンプレート⑦に入れておくと安心です。
クリエイターやインフルエンサーを起用するときは広告表示を確認する
消費者庁によると、令和5年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反になりました。景品表示法第5条第3号に基づき、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示(令和5年内閣府告示第19号)」が指定され、運用基準も定められています。
自社の社員が出演する通常の投稿とは別に、外部のクリエイターに紹介してもらう企画を代行会社から提案されることがあります。その場合は、広告であることをどう表示するかを代行会社に確認し、具体的な基準は消費者庁の公式情報で確かめてください。
出演する社員には書面で同意をもらう
社員に出演をお願いするときは、口頭の了解だけで済ませず、書面で同意をもらう社内手順を作っておくと、後の行き違いを減らせます。退職や異動のときに動画をどう扱うかも、出演前に本人と共有しておきます。
「業務だから出てもらって当然」という空気は、出演者の負担になりがちです。出演を断れる選択肢を残し、顔を出さない撮り方も用意しておくと、協力してくれる社員が増えやすくなります。
表現の最終判断は自社で行う
代行会社が台本をチェックしてくれる場合でも、商品の効果や条件の説明が正しいかを最終的に判断できるのは自社です。業界特有の表現ルールがある商材では、テンプレート⑥の最終確認者が目を通すまで投稿しない運用にしておきましょう。
社内確認の遅れは投稿の遅れになる
兼務の担当者が多い会社では、確認待ちのまま動画が止まることがよくあります。テンプレート⑤で「期限までに返信がない場合」の扱いを決めておくと、投稿の予定が崩れにくくなります。
社内だけで続けるのが難しいときは
準備を整えても、企画・撮影・編集・投稿を毎週回すのは、兼務の担当者には負担が大きい作業です。その場合は、目的や商材情報、承認フロー(項目1〜3と6)は自社で持ち、制作と運用の実務は外部に任せる、という分け方が考えられます。複数の会社を比べたい場合は、TikTok運用代行おすすめ4社の比較も参考にしてください。
当メディアを運営する株式会社Zero-Oneも、TikTok運用代行を提供しています。公式サイトでは「企画から投稿まで丸投げ可能」とし、「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当すること、ペルソナ(想定する顧客像)設計やコンセプト立案までプロデュースすることを掲げています。公式サイト掲載の実績には、WBPグループ株式会社(人材派遣)のTikTok経由での採用応募DM件数「0件/月 → 40件/月」があります。料金は要問い合わせ(2026年10月時点)で、無料相談と資料請求ができます。この記事のテンプレートを埋めてから相談すると、話を具体的に進めやすくなります。
TikTok運用代行の依頼前に関するよくある質問
- チェックリストが全部埋まっていなくても、代行会社に相談してよいですか?
- 相談できます。目的(項目1)、依頼したい範囲(項目4)、社内の確認担当者(項目6)の3つだけでも決めておくと、提案の前提がずれにくくなります。残りの項目は、初回の打ち合わせで代行会社に質問しながら埋めていく進め方でも構いません。
- 社員が動画に出演できない場合でも依頼できますか?
- 依頼前に出演できないことを伝え、顔を出さない構成や手元・商品中心の撮影、外部の出演者を立てる方法に対応できるかを確認しましょう。対応の可否や追加費用の有無は会社ごとに異なるため、テンプレート④の確認表を見積もり前に共有しておくと行き違いを防げます。
- 相見積もりは取ったほうがよいですか?
- 比べられる範囲で複数社に問い合わせると、作業範囲と費用の関係が見えやすくなります。その際は、依頼概要書と業務範囲の○×表を同じ内容で送ることが大切です。条件がそろっていれば、提案の違いが会社の考え方の違いなのかを判断しやすくなります。
- コメントへの返信やDM対応も任せられますか?
- 対応範囲は代行会社によって異なるため、業務範囲の○×表に入れて確認してください。採用目的でDMから応募を受ける場合は、返信を誰がいつ行うかで応募者の印象が変わります。任せる場合も、応募者情報の受け渡し方法と社内の担当者は自社で決めておきましょう。
- ビジネスアカウントと個人アカウントのどちらで運用すべきですか?
- 最終的な判断は、TikTok公式の情報と代行会社の提案を踏まえて行ってください。音源の点では、公式ヘルプによるとビジネスアカウントは商業利用可能な音楽だけが表示され、個人アカウントはすべてのサウンドが表示されます(2026年10月時点)。会社の投稿では、この違いを踏まえて選びましょう。
まとめ|10項目を1枚にまとめてから問い合わせると、比較も運用も進めやすい
TikTok運用代行に依頼する前は、目的と指標、商材の情報、依頼範囲、撮影と出演、承認フロー、表現と音源のルール、権利と契約条件の10項目を社内で決めておくと、見積もりを比べやすくなり、開始後の確認の遅れも減らせます。
次の一歩は、窓口担当を1人決め、テンプレート①の目的を一文で書くことです。そのうえで②〜⑦を埋め、⑧の依頼概要書を複数社に同じ内容で送ります。契約前には⑨の質問リストで、権利・解約・追加費用を確認してください。
すべて自社で回すのが難しければ、目的と承認は自社で持ち、制作は外部に任せる分け方も検討しましょう。
丸投げ可能。
- 「企画・台本・撮影・投稿・分析」を一貫して担当
- 中小企業の支援実績 累計100社以上
- 集客・採用・認知拡大の「結果」に直結する土台づくり



