新店舗オープンのTikTok運用代行開店前からの段取り表と費用の決まり方【2026年】
新しい店の開店日が決まり、内装工事とオープニングスタッフの募集が同時に動き出しました。既存店の営業もあるなかで、「開店日にお客さまが来なかったら」と思うと、TikTokでも告知したくなります。けれど、撮影や編集を社内で回す余裕はありません。この記事は、そんな状況の経営者の方に向けて書いています。
運用代行に頼む前提で、次のことを順に説明します。開店日から逆算した段取り表(社内の返事の期限つき)、開店前と開店後で出す動画の型、来店とスタッフ募集を1つのアカウントで受ける導線、費用の出し方と効果の数え方です。消費者庁・総務省・J-Net21などの出典もあわせて示します。
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検索上位の記事5本と補足の1本を読み比べ、消費者庁・厚生労働省・総務省・J-Net21・TikTok公式の一次資料11件を確認しました。代行会社は、料金を公開している会社と公開していない会社の公式ページ各1件と、StockSunの開店事例ページ1件を確かめています。図解は8枚作りました。
目次
新店舗オープンのTikTok運用代行は開店日から逆算する結論と全体像

新店舗のTikTokを運用代行に頼むなら、開店日をゴールに置き、そこから逆算して相談を始めます。当メディアの結論は次のとおりです。
新店舗のTikTokは、開店日から逆算して数か月前に動き出します。開店前は店ができていく過程と人を、開店後は来店後も使える型を出し、成果は開店初週ではなく半年で判断します。
運用代行に任せるのは、企画・撮影・編集・投稿・分析といった「作業」です。何を出すか、出してよいかという「判断」と、公開前の確認は社内に残ります。
| 決めること | 当メディアの結論 |
|---|---|
| 動き出す時期 | 告知を始める前に 契約と設計を終える |
| 開店前の動画 | 工事・内装 メニュー開発・人 |
| 開店後の動画 | メニュー・店の使い方 人のシリーズ |
| 任せる作業 | 企画・撮影・編集 投稿・分析 |
| 社内に残る作業 | 判断・出演 立ち会い・確認 |
| 費用の出し方 | 1本の単価×本数×期間 |
| 判断の時期 | 1・3・6か月目で 見る数字を変える |
なお、この記事の著者は、ショート動画の黎明期だった2022年からショート動画の運用事業に携わり、ベンチャー・中小企業のショート動画活用を支援してきました(著者個人の経歴です)。
「何か月前から」に公的な基準はない
「開店の何か月前から始めるか」について、公的機関が示した数字は見つかりませんでした。中小企業基盤整備機構のJ-Net21「飲食業が開業前にやっておきたい集客販促」は、内装工事の風景や新メニューの完成など、開店準備の情報をSNSで出すことを勧めています。ただし、時期は指定していません。
民間の解説記事には「告知は開店の1〜2か月前から」という目安があります。ただしこれは、自社で投稿を始める場合の目安です。運用代行に頼むなら、その前に相談・契約・設計・撮影の期間が加わります。 開店まで1か月を切ってから動くと、これらの準備と開店前の投稿の時期が重なり、開店前に出せる本数が減ります。早く動くほど、取れる進め方が増えます。
新店舗の集客にTikTokが向く理由運用代行に任せられる範囲
フォロワーがいない新しいアカウントでも届く
総務省「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2026年6月公表)によると、全年代でのTikTokの利用率は36.7%です。前年度の同じ調査(2025年6月公表)の33.2%から上がりました。同じ調査で、Instagramは54.8%、YouTubeは81.5%です。
J-Net21のQ&A「若い人に流行っているTikTokは、店舗の売上向上に活用できますか?」(2022年9月)は、おすすめ機能によって、フォロワーが少なくても動画が表示される可能性があると説明しています。開設したばかりの新店のアカウントでも、見てもらえる余地があるということです。
代行会社の事例では、StockSunが飲食店の開店の事例として「投稿初月に30万回再生」「オープン時には目標人数の250%増の集客」と公表しています(同社の事例ページ。2024年8月公開、2026年10月確認)。ただ、費用や何か月前に始めたか、目標人数の元の数字は書かれていません。自店に当てはめるときは、こうした条件を確かめてください。
プレスリリースやチラシとの役割分担
J-Net21は、開業前の集客施策として次のものを挙げています。
- グルメサイト・Googleマイビジネスへの登録
- 開店準備の情報をSNSで出す
- ポスティング・新聞折込み
- 近隣へのあいさつと知人への連絡
プレスリリースについて、J-Net21のビジネスQ&Aでは、掲載費がかからず、媒体の取材・編集を経るので信頼されやすいと説明しています。TikTokに任せたいのは、開店までの準備を毎週の動画で見せ、開店日を楽しみに待ってもらう役目です。 チラシやプレスリリースは一度で届ける手段なので、役割が違います。どれか1つに絞らず、組み合わせて使います。
任せる作業と社内に残る作業

| 工程 | 任せやすさ | 社内に残ること |
|---|---|---|
| 企画・台本 | ◎任せられる | 店の情報を渡す |
| 撮影 | ○立ち会いが要る | 日程と場所の確保 |
| 出演 | △社内が中心 | 店長・スタッフの協力 |
| 編集・投稿 | ◎任せられる | 公開前の確認 |
| 分析 | ◎任せられる | 来店経路を聞く |
| コメント・ DM返信 |
△会社で異なる | 返信の判断 |
※ 当メディアの考え方による目安です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)
当メディアは、外に任せる範囲を工程の名前ではなく「判断」と「作業」で分けて考えます。作業はほとんど外に出せます。しかし、店の情報を渡すこと、出演、公開してよいかの最終判断は社内にしかできません。飲食店で任せる範囲の詳細は、飲食店のTikTok運用代行|任せる範囲・費用の目安で整理しています。
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開店日から逆算した段取り表運用代行に頼む場合の進め方

代行に頼む場合の段取りを、開店日から逆算して並べました。右の列には、社内で返事をする期限を書き込みます。
初投稿までの日数を左右するのは、制作作業よりも社内の返事待ちです。そのため、各段階に社内の返事の期限を先に書き込みます。 設計案の確認、撮影日の調整、公開前の確認のどこかで社内が止まると、代行側の作業が早くても予定はずれていきます。依頼の流れ全体はTikTok運用代行の依頼の流れ|問い合わせから初投稿までの7段階でも詳しく説明しています。
| 段階 | いつまでに | 代行の作業 | 社内の返事の期限 |
|---|---|---|---|
| ①相談・見積もり | 最初 | 目的と体制を聞く | 開店日・目的・立ち会える日を渡す |
| ②契約 | 設計の前 | 作業範囲の書面化 | 決裁の日を決める |
| ③アカウント設計 | 撮影の前 | ターゲット・シリーズ・導線 | 設計案に返事する日 |
| ④撮りため撮影 | 告知開始の前 | 工事・内装・試作の撮影 | 撮影日の確保 |
| ⑤初投稿・準備の発信 | 開店1〜2か月前 (一般的な目安) |
編集・投稿 | 公開前の確認日 |
| ⑥開店直前 | 開店2週間前〜前日 | 詳細・カウントダウン | 営業時間・予約先の確定 |
| ⑦開店後 | 開店日〜6か月 | 型の切り替え・分析 | 月1回の定例 |
⑤と⑥の時期は、民間の告知スケジュールの一般的な目安です。①〜④にかかる日数は代行会社によって違います。公開されている一例として、コムニコの公式ページには「初回打合せから最短1~2ヶ月で開始可能」とあります(2026年10月確認)。「最短」なので、見積もりのときに段階ごとの日数を聞いて書き込みます。
開店4か月前に動き出す場合の配分
開店まで4か月ある場合で計算してみます。告知を始める目安が開店の1〜2か月前なので、残りの期間は次のとおりです。
4か月 − 2か月(告知開始が早い場合)= 2か月
4か月 − 1か月(告知開始が遅い場合)= 3か月
→ 2〜3か月のうちに ①相談〜④撮りため を終える
上の「最短1~2ヶ月で開始」という公開値と並べると、4か月前に相談を始めても余裕は大きくありません。この期間に、内装工事の撮影日を工程表に入れておきます。工事の途中は、その時期にしか撮れません。 撮影日を後から決めると、撮りたい場面が終わってしまうことがあります。
開店直後に止まらないよう、開店前に撮りためる
当メディアは、忙しい時期のあるSNS運用では、時期に左右されにくい動画を落ち着いた時期に撮りためておくほうがよいと考えています。忙しい時期は、撮影の立ち会いも確認も止まりやすいからです。新店舗では、開店直後がいちばん忙しい時期にあたります。
開店前の撮影日に、開店後に出す分もまとめて撮っておきます。
- 工事・内装の途中経過(開店前に出す)
- メニューの試作と完成(開店前後で使う)
- 研修・スタッフの紹介(開店前後で使う)
- 料理の手元や店の使い方(開店後に出す)
撮影は、仕込み前やアイドルタイムなど営業していない時間に日を固定し、まとめ撮りにします。営業中のお客さまの映り込みや、スタッフの手が止まる負担を減らせます。
開店前と開店後で動画の型を切り替える来店とスタッフ募集の導線

開店告知だけの動画を中心にしない
当メディアは、新店舗のTikTokを「◯月◯日オープン」の告知動画を中心に組み立てないほうがよいと考えています。告知だけの動画は開店日を過ぎると役目を終え、アカウントに残る資産にならないからです。開店前は「店ができていく過程・メニュー開発・働く人」を出し、開店後は、それ以降も続けられるシリーズの型に移します。
| 時期 | シリーズの例 | 役目 |
|---|---|---|
| 開店前 | 工事・内装の過程 | 開店を待ってもらう |
| 開店前 | メニュー開発 | 来る理由を作る |
| 開店前 | 研修・働く人 | 安心感と採用 |
| 開店直前 | 開店の詳細 | 日時・予約先を伝える |
| 開店後 | メニュー紹介 | 再来店のきっかけ |
| 開店後 | 店の使い方 | 初めての人の不安を減らす |
| 開店後 | 人のシリーズ | 常連づくり |
J-Net21の起業マニュアル「開業前にやっておきたい集客販促」は、「開店までのストーリーを見ていると、愛着がわいて、お店に行きたくなる人もいます。開店後の情報発信としても有効なツール」と書いています。同じくJ-Net21「飲食業が開業直後にやっておきたい集客販促」は、開業直後は少数の優良顧客が売上の大部分を生むという前提に立ち、季節メニューやキャンペーンの定期的な発信、スタッフに顔を覚えてもらう工夫などを勧めています。
開店後のシリーズは、新規の告知ではなく常連づくりの道具として作ります。 なお、店長やスタッフが顔を出しにくい場合でも、開店前は工事・料理・手元を主役にできます。
プロフィールのリンクは予約・来店の行き先に1つ置く

導線とは、動画を見た人が予約や来店までたどる道筋のことです。TikTokでは、プロフィールに置く1つのリンクが道筋の入口になります。
当メディアは、1つのアカウントで2つの目的を扱うときは、プロフィールのリンクを主な目的の行き先1つに置くほうがよいと考えています。もう一方の目的は、動画の中の呼びかけと、リンク先ページの中の案内で受けます。行き先が2つに分かれると、見た人が迷い、どちらがどれだけ効いたかも数えにくくなるからです。
新店舗で集客が主な目的なら、プロフィールのリンクは予約ページか店舗ページに置きます。
オープニングスタッフ募集は動画の呼びかけとリンク先で受ける
オープニングスタッフの募集は、研修や働く人のシリーズの最後に「スタッフ募集中、詳しくはプロフィールのリンク先へ」と呼びかけます。リンク先の店舗ページの中に、採用ページへの案内を置きます。
厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」によると、2022年10月1日の施行で、求人等に関する情報の的確な表示が義務になりました。虚偽の表示や、求職者に誤解を生じさせる表示を禁止し、正確で最新の内容に保つことが求められています。動画の呼びかけとリンク先の募集情報も、この考え方に合わせて正確・最新に保ちます。 動画の内容が法律の対象かどうかは個別に確かめが必要なので、迷ったら厚生労働省の求人企業向けリーフレットを見てください。
- 説明文に書く募集条件を決める
- 募集が終わったら誰が直すかを決める
- 条件が変わったら直すか下げるかを決める
- 応募DMへの返信を誰がするかを決める
採用を中心にした動画の作り方は、飲食店のTikTok採用代行|スタッフの応募を増やす動画の型で詳しく扱っています。
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費用の決まり方と効果の数え方1本の単価×本数×期間で考える
費用は「1本の単価×本数×期間」で総額を出す
開店前は売上がないので、月額だけを見て判断すると不安になりがちです。総額は次の式で出し、チラシや求人媒体など、すでに払っている告知費と並べて判断します。
本数で決まる料金:1本あたりの単価 × 月の本数 × 契約月数
月額で決まる料金:月額 × 最低契約期間
どちらも + 初期費用 + 交通費・スタジオ費など(別料金の場合)
料金を公開している代行会社と、公開していない会社の例です(2026年10月時点)。
| 会社 | 料金 | 最低契約 | 別料金 |
|---|---|---|---|
| ニチヨウビ | 月額28万円〜 (ライト・税別) |
6か月 | 初期費用・ 交通費・スタジオ費 |
| コムニコ | 非公開 (資料請求で確認) |
資料請求で確認 | 資料請求で確認 |
ニチヨウビのライトプランで最低期間の総額を出すと、28万円×6か月=168万円〜(税別)です。これに初期費用・交通費・スタジオ費が加わります。料金が非公開の会社は、資料や見積もりで同じ式に当てはめられる数字をそろえてから比べます。
本数は社内が立ち会える回数から逆算する
当メディアは、月の本数は相場や「多いほど伸びる」という考えではなく、社内が撮影の立ち会いと確認に使える時間から逆算して決めるべきだと考えています。確認が止まると契約した本数を消化できず、費用だけがかかるからです。
月の本数 = 月の撮影の回数 × 1回の撮影で撮れる本数
(仮に 月1回 × 4本 = 月4本)
本数は、開店前後に店長が立ち会える日を先に数えてから決めます。 1本あたりの単価で比べる方法はTikTok運用代行の料金は月額と本数で決まる?1本あたり単価で比べる方法で説明しています。
開店初週の来店数だけで判断しない

当メディアは、開店初週の来店数だけでTikTokの効果を判断しないほうがよいと考えています。開店直後は、チラシや通りがかりの来店が重なり、TikTokの効果が紛れるからです。J-Net21の起業マニュアルも、「チラシに載せる特典をクーポンにするなど、何を見て来店をしたのか数えられるようにしましょう」と書いています。開店前から「何を見て来たか」を聞く準備をし、時期ごとに見る数字を変えます。
| 時期 | 見る数字 | 確かめること |
|---|---|---|
| 1か月目 | 投稿本数 | 予定どおり出せたか |
| 3か月目 | プロフィールへのアクセス | 店に興味を持たれたか |
| 6か月目 | 予約・来店の件数 | 「TikTokを見て」が何件か |
「何を見て来たか」を聞く場所は、開店前に決めておきます。
- レジ・受付で口頭で聞く
- 予約フォームに選択肢を入れる
- アンケートやポイントカード登録時に聞く
- 面接で応募のきっかけを聞く
「何を見て来たか」は、開店日から聞き始めないと、いちばん多く来店する時期の数字が残りません。
新店舗のTikTok運用でよくある失敗と対策

失敗1:開店に間に合わない
原因の多くは、代行側の作業よりも社内の返事の遅れです。契約前に、段取り表の各段階に「誰が・いつまでに返事をするか」を書き込みます。決裁者が既存店と新店を行き来している場合は、確認を任せる人を1人決めておきます。
失敗2:開店後に出す動画がない
告知の動画ばかり作ると、開店日の翌日から出すものがなくなります。開店前の設計の段階で、開店後のシリーズまで決めておきます。 開店後に使う素材は、開店前の撮影日にまとめて撮っておきます。
失敗3:開店後に投稿が止まる
開店直後は、店長が撮影にも確認にも手を回せません。開店前に撮りためた素材で、開店後の数週間分を出せるようにしておきます。定例の打ち合わせの日も、開店前に月単位で押さえておきます。
失敗4:開店キャンペーンで表示や音源の確認が漏れる
開店時は、「投稿で特典」「スタッフの個人アカウントでの告知」などの企画が出やすい時期です。消費者庁によると、ステルスマーケティングは2023年10月1日から景品表示法違反になりました。規制されるのは商品・サービスを提供する事業者(広告主)で、依頼を受けたインフルエンサーなどの第三者ではありません。つまり、責任を負うのは店の側です。
消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」で示されている例の要点は次のとおりです。
- 内容を指示しない割引・クーポンでの口コミ依頼は、通常は事業者の表示に当たらない(Q6・Q7)
- 「★5の評価」や具体的な感想を条件にすると、事業者の表示になる(Q6・Q8)
- 販売促進を求められる立場の従業員の投稿は事業者の表示になり、「広告」などの記載が要る(Q3)
- 「広告」以外の文章でも、全体から明瞭なら認められる(Q11)
- 返信欄(ツリー)だけの記載や、動画の冒頭だけの表示は不十分とされる(Q14・Q15)
Q&Aの例は予約サイトの口コミやECのレビューなどなので、TikTokの投稿に当てはめるときは個別に確かめてください。当メディアは、開店キャンペーンで投稿を条件に特典を出すなら、評価や感想の中身は指定しないほうがよいと考えます。指定した時点で店の広告として扱われ、表示が必要になるからです。
音源にも注意が要ります。TikTok for Businessのヘルプ「商用音楽ライブラリについて」によると、ビジネスアカウントでは商用利用が許可された商用音楽ライブラリの楽曲を使い、一般的な音楽ライブラリは商用利用できません。店のアカウントでは、商用音楽ライブラリの音源を使います。
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自社だけで続けるのが難しいときは開店前後を通して任せる

段取り表に自店の日付を入れてみると、内装工事の立ち会い、スタッフの採用・研修、既存店の営業が同じ時期に重なることに気づくはずです。撮影・編集・投稿を外に任せ、社内は判断と出演に絞るのが、開店前後に発信を止めない現実的な分け方です。 なお、開店まで1か月を切っている場合や、開店イベントの告知だけを単発で頼みたい場合は、最低契約期間のある代行とは契約の形が合わないことがあります。
当メディアを運営する株式会社Zero-One(大阪市西区)のTikTok運用代行では、企画・台本・撮影・投稿・分析を一貫して担当しています。料金は公式サイトで「1本3万円〜」と公開しています(2026年10月時点)。契約の条件は次のとおりです。
- 契約は月額制(月の本数×6ヶ月)が基本
- 最低契約期間は基本6ヶ月
- 関西圏内の撮影は撮影費・出張費なし
- 月1回の定例でデータ共有と企画の打ち合わせ
- コメント・DMの返信は代行しない
- 動画はInstagramリール・YouTubeショートにも投稿可
最低契約期間が基本6ヶ月なので、開店前から開店後の定着までを1つの期間として設計する進め方と合います。一方で、DMの返信は会社の「声」なので代行しておらず、応募DMへの返信は社内に残ります。
公式サイト掲載の実績には、人材派遣のWBPグループ株式会社で、TikTok経由の採用応募DM件数が0件/月から40件/月になった事例があります。これは人材派遣の採用の事例で、新店舗の事例ではありません。新店舗で同じ数字が出るという意味ではなく、目的に近い数字(応募DM)で成果を追った例として紹介しています。
相談の前に、次の3点をメモにまとめておくと、何か月前から何本出すかの設計を具体的に話せます。
- 開店日(未定なら予定の月)
- 社内で撮影に立ち会える日と人
- 目的(集客が主か、採用も同じ重さか)
新店舗TikTok運用代行に関するよくある質問
- 開店まで1か月を切っていても運用代行に頼めますか?
- 依頼先によっては受けてもらえますが、相談・契約・設計・撮影と開店前の投稿が同じ時期に重なるため、開店前に出せる本数は少なくなります。最低契約期間が6か月の会社もあるので(2026年10月時点)、開店告知だけでなく、開店後の常連づくりまでを目的にして始めるかを先に決めてください。
- TikTok用の動画をInstagramにも使えますか?
- 同じ縦型の動画をInstagramリールやYouTubeショートに投稿すること自体はできます。ただし、TikTokの商用音楽ライブラリの音源は、ほかの媒体でも使えるとは限りません。複数の媒体に出す予定なら、企画の段階で、全媒体で権利を確かめた音源を使うか、音源なしで作るよう伝えてください。
- 店長やスタッフが顔を出したくない場合はどうすればよいですか?
- 開店前は、工事・内装の過程、料理の手元、仕込みの様子などを主役にできるので、顔を出さなくても続けられます。大事なのは何を隠すかではなく、顔の代わりに何を主役にするかを決めることです。主役をそろえると、くり返し使えるシリーズの型にできます。
- スタッフの個人アカウントで開店を告知してもらってもよいですか?
- 消費者庁のステルスマーケティングに関するQ&A(Q3)では、立場上、販売促進を求められる従業員の投稿は事業者の表示になり、「広告」などの記載が必要とされています。お願いするなら、店として表示の決まりを作り、記載のしかたを伝えてから始めてください。
- 既存店と新店舗でTikTokのアカウントは分けるべきですか?
- 当メディアは、2つ目のアカウントは、1つ目が投稿を止めずに回っていることを確かめてから増やすほうがよいと考えています。確認する人は増えないので、同時に始めると両方が止まりやすいからです。既存店のアカウントがまだない場合は、新店のアカウントから始めます。
まとめ|新店舗のTikTokは開店日から逆算し、半年で判断する
新店舗のTikTokは、開店日から逆算して動き出します。運用代行に頼むなら、告知を始める前に契約・設計・撮りためを終え、各段階に社内の返事の期限を書き込みます。開店前は工事・メニュー開発・人を出し、開店後は開店後も使えるシリーズに切り替えます。プロフィールのリンクは予約・来店の行き先1つに置きます。
効果は開店初週ではなく、1・3・6か月目で見る数字を変えて判断します。次の一歩として、開店日・撮影に立ち会える日・目的の3点をメモにまとめてください。そのメモをもとに代行会社に相談すると、何か月前から何本出すかを同じ条件で比べられます。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



- 総務省「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表
- 総務省「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表
- J-Net21「飲食業が開業前にやっておきたい集客販促」
- J-Net21「飲食業が開業直後にやっておきたい集客販促」
- J-Net21 起業マニュアル「開業前にやっておきたい集客販促」
- J-Net21 Q&A「若い人に流行っているTikTokは、店舗の売上向上に活用できますか?」
- J-Net21 ビジネスQ&A「プレスリリースを行う方法を教えてください。」
- 消費者庁「ステルスマーケティング規制」
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」
- 厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」
- TikTok for Business「商用音楽ライブラリについて」
- ニチヨウビ「TikTok運用代行」
- 株式会社コムニコ「TikTok運用代行・コンサルティング」
- StockSun「飲食店の開店に伴う集客」事例
