保育園のTikTok採用代行保育士の応募につなぐ動画と依頼費用の決まり方
来年4月の入職に向けて保育士を探しているのに、求人媒体からの応募は少ない。人材紹介の手数料ばかりがかさむ。理事長から「うちもTikTokをやってみたら」と言われても、園長は保育で手いっぱいです。本部の担当者も総務や経理と兼務していて、動画まで手が回りません。そんな事情で、外部に任せる方法を探している方は多いはずです。
この記事では、保育園のTikTok採用を代行に任せたとき、園に残る役割は何かを整理します。依頼先4種類の違いもまとめます。あわせて、園児を映さずに保育士の応募につなぐ動画の型と、撮影前に決めておく同意・表示のルールを説明します。費用は、半年の合計を応募数で割り、紹介手数料と比べる計算式で示します。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



この記事では「保育園 TikTok 採用 代行」の上位記事5本と報道記事1本を読み、保育所保育指針や労働局、TikTok公式ヘルプなどの一次資料10件を確認しました。依頼先は公式ページを確認できた4件だけを例に挙げ、当社公式サイト掲載の採用事例1件も示しています。費用の計算例と図解8枚も作りました。
目次
- 保育園のTikTok採用代行で任せられること園に残るのは判断・出演・確認
- 依頼先は4種類RPO・保育特化のSNS支援・TikTok運用代行・個人の違い
- 保育士の応募につながる動画の型園児を映さず「働く人の気配」を主役にする
- 撮影前に決める園のルール保護者の同意・映り込み・求人の表示
- 依頼費用の決まり方半年の合計を応募数で割り紹介手数料と比べる
- 保育園のTikTok採用でよくある失敗と対策
- 自社だけで続けるのが難しいときは
- 保育園のTikTok採用代行に関するよくある質問
- まとめ判断と出演を園に残し、作業を任せれば続けられる
保育園のTikTok採用代行で任せられること園に残るのは判断・出演・確認

保育園のTikTok採用では、動画の企画・台本・撮影・編集・投稿・分析を外部に任せられます。ただし、園児を映すかどうか、誰が出演するか、その内容を外に出してよいかを決めるのは園の側です。
園児を映さない撮影の決まりと、出演・確認を引き受ける園側の担当を先に決めた園ほど、投稿が止まらずに続きます。費用は「月の本数×1本の単価」と、園の職員が使う時間で決まります。
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 任せられること | 企画・台本・撮影・編集・投稿・分析 |
| 園に残ること | 撮影の決まり、保護者の同意、出演、投稿前の確認、応募への返信 |
| 費用の決まり方 | 月の本数×1本の単価+初期費用+社内の時間 |
| 測る数字 | 1ヶ月目は投稿本数、3ヶ月目はプロフィール訪問、6ヶ月目は応募 |
| 最初の標準 | 園児が映らない動画の型 |
当メディアは、外注する範囲を「判断」と「作業」に分けて考える立場です。作業はほとんど外に出せます。一方で、何を出すか、出してよいか、誰に向けるかという判断は園に残ります。保育園では保護者との信頼関係が関わるので、この判断の重さが他の業種より大きくなります。
「プロフィール訪問」とは、動画を見た人が園のアカウントのページを開いた回数のことです。ここから応募ページや見学の予約へ進むので、応募の手前の数字として使います。
また、TikTokを始めても求人媒体や人材紹介はすぐにやめないほうがよいと考えます。同じ期間に両方の応募単価を並べてから、予算の振り分けを見直すのが安全です。
依頼先は4種類RPO・保育特化のSNS支援・TikTok運用代行・個人の違い
「保育士 採用 代行」と検索すると、性格の違うサービスが同じ画面に並びます。名前が似ていても、TikTokの動画を作ってくれるとは限りません。
「採用代行」と「SNS運用代行」は別のサービス

RPO(採用代行)は、採用業務の一部を外部に任せるサービスです。たとえば保育士向けRPOの採用コミット(株式会社Abey)の公式ページでは、範囲は採用要件の整理、求人原稿の制作、求人媒体への掲載と運用改善、週次レポートです。TikTokやSNSについての記載はページ内にありません。応募者への対応・面接・選考は園側で行うと書かれています(2026年10月時点)。
一方、SNS運用代行は動画や投稿を作るサービスです。保育業界に絞ったものと、業種を限らないTikTok運用代行があります。さらに、クラウドソーシングで個人に頼む方法もあります。
| 依頼先の種類 | TikTok動画づくり | 撮影 | 求人媒体の運用 | 園に残る作業 |
|---|---|---|---|---|
| RPO (採用代行) |
×記載なし | ×記載なし | ◎中心の業務 | △応募対応・面接 |
| 保育特化の SNS支援 |
○会社で差 | ○対応例あり | ×範囲外 | ○出演・確認 |
| TikTok 運用代行 |
◎企画〜分析 | ○会社で差 | ×範囲外 | ○出演・確認・返信 |
| 個人 (クラウドソーシング) |
○企画案・編集 | ×含まない例 | ×範囲外 | ×撮影・出演も |
※ 各社の公式ページの記載(2026年10月時点)をもとに、当メディアが整理した評価です(◎良い ○ふつう △注意 ×負担が大きい)
依頼先は「採用代行」という名前ではなく、何を作ってくれて、園に何が残るかで比べるのが近道です。
公開されている料金と範囲の例(2026年10月時点)
各社の公式ページで確認できた料金と範囲は次のとおりです。種類の違いを示す例であり、「保育の相場」ではありません。
| 種類 | 例 | 公開されている料金 | 範囲 |
|---|---|---|---|
| RPO | 採用コミット(株式会社Abey) | 初期費用10万円+月額10万〜20万円、最低3ヶ月 | 求人原稿・求人媒体の運用・レポート |
| 保育特化のSNS支援 | 保育リード(株式会社アドライブエージェント) | 非公開(要問い合わせ)、最低6ヶ月 | 企画設計・台本・撮影・編集・投稿・分析改善 |
| 保育特化のSNS支援 | 美辺株式会社「広報・SNS運用代行サービス」 | 月3万円〜(週1回投稿)〜月8万円〜(週3回投稿) | Instagram・Facebook・Xの運用、撮影など |
| 個人 | ココナラの出品例 | 月6万円(税抜)で月6本 | 企画案・編集・投稿。撮影は含まない |
※ 保育リードは「効果を実感できない場合は3ヶ月で解約可能」と記載。園児の顔はぼかしで隠せること、撮影前に保護者の同意をとる体制があることをFAQに載せています。美辺の公式ページにはTikTokの記載がありません。
比べるときは、月額ではなく1本あたりの単価にそろえます。ココナラの例なら6万円÷6本=1本1万円です。ただし撮影は含まれないので、園の職員が撮る時間が別にかかります。
TikTokライブは別の手法として考える
報道で取り上げられた保育園の事例には、ライブ配信を続けたものもあります。ライブは職員がその場で話し手になるので、外部が代われる部分が少なくなります。当メディアでは、この記事で扱う投稿動画の運用代行とは別の手法と考えます。取り組むなら、配信する職員と時間を園の中で別に決めることを勧めます。
どの種類に頼むにしても、園に残る作業を誰が持つかを決めないと、見積もりは比べられません。その整理から相談できる依頼先を選ぶと、比較が早く進みます。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



保育士の応募につながる動画の型園児を映さず「働く人の気配」を主役にする
当メディアは、採用目的の動画では、人がまったく映らない形より、声・手元・後ろ姿など一緒に働く人の気配を残すほうがよいと考えます。求職者が知りたいのは、仕事の中身と一緒に働く人だからです。
保育園では園児を映さないのが前提になります。大事なのは「何を隠すか」より「園児の代わりに何を主役にするか」を決めることです。顔を出さない運用の進め方は顔出しなしの運用代行の記事でも詳しく扱っています。
動画の型は「園児の代わりに何を主役にするか」で決める

シリーズの型とは、毎回同じ構成でくり返す動画の決まりのことです。型があれば、素材を集めるだけで次の回が作れます。保育園では、次のような主役が考えられます。
- 保育の準備:製作物や壁面飾りを作る手元
- 無人の園舎:保育室・職員室・休憩スペースの紹介
- 職員の声:保育士の声で答える質問コーナー
- 1日の流れ:空の保育室で時間帯ごとの仕事を語る
- 職員同士のやりとり:職員室での打ち合わせの様子
取材記事でも、ルームツアーや職員の雑談、保育園あるあるが動画のテーマとして紹介されています。どれも園児が映らなくても成り立つ型です。
応募前に聞きにくいことに答える回をつくる
保育士が応募前に気にすることは、面接では聞きにくい内容が多いものです。
- 早番・遅番のシフトの決め方
- 持ち帰りの仕事があるか
- 休憩をどこで、どれくらい取れるか
- 行事の前の準備の進め方
- 入職後の研修や先輩のつき方
こうした回は、法人が事実を確認したうえで作ります。給与や休日などの条件は短い動画で言い切らず、条件を載せた応募ページへ案内するほうが安全です。条件が変わったときに、古い動画が残る心配も減ります。
有名な事例は「何を数えたか」で読む
千葉県の保育園運営法人がTikTokで保育士の採用に取り組んだ事例は、日本経済新聞(2024年7月30日)などで報じられています。ただ、取材記事の多くは2022年のものです。複数の園を運営する法人が、投稿やライブ配信を大量に続けたことを前提にしています。
当メディアでは、事例を「目的・測った数字・導入前と後の値」の3点に分けて読むことを勧めます。まねるべきは演出や投稿量ではありません。面接で「動画を見て来ました」と言われる状態を作った点です。数園規模の法人なら、月の本数を絞り、応募の経路を数えられる形から始めるほうが現実的です。
当メディアを運営する株式会社Zero-Oneの事例でも、見ているのは再生数ではなく経路の数字です。公式サイト掲載の実績に、人材派遣のWBPグループ株式会社で「TikTok経由での採用応募DM件数 0件/月 → 40件/月」があります。これは採用目的の事業の数字の例で、保育の実績ではありません。それでも、成果を「TikTok経由で来た応募」として数えている点は、保育園でもそのまま使えます。再生数ではなく、どの経路から応募が来たかを数える形を最初から作ることが、事例を自園に当てはめる近道です。
撮影前に決める園のルール保護者の同意・映り込み・求人の表示
保育園の動画には、職員の同意に加えて保護者との関係が関わります。ここを決めずに撮り始めると、1本目の確認で止まります。
園児と保護者に関わる確認点

厚生労働省「保育所保育指針」(平成29年厚生労働省告示第117号)は、保育所の社会的責任として「入所する子ども等の個人情報を適切に取り扱うとともに、保護者の苦情などに対し、その解決を図るよう努めなければならない」と定めています。
こども家庭庁は、令和6年5月7日付けで「保育所等のホームページにおけるこどもの性的な部位を含む画像等の掲載等について(注意喚起)」という事務連絡を出しています(同庁「保育」ページに掲載)。これを紹介した千葉県教育委員会のページ(令和6年7月5日)は、保育施設のホームページに載せた子どもの画像が不適切な目的で悪用された事例が報告されていると伝えています。そのうえで、本人・保護者の許可に加えて第三者からの視点でも確認することを求めています。
この事務連絡が直接扱っているのは、性的な部位を含む画像等です。当メディアは、悪用の事例が報告されている以上、それ以外の園児の画像や動画にも同じ慎重さが要ると読んでいます。これは当メディアの見方であり、事務連絡が一般の画像の扱いまで定めているわけではありません。
個人情報保護委員会のQ&Aでは、特定の個人を識別できる映像情報は個人情報に該当するとされています(防犯カメラの映像についての回答)。顔が映る動画は個人情報になりうる、という前提で扱うのが無難です。法的な判断は、園と弁護士などの専門家で行ってください。
当メディアは、園児が映らない型を標準にし、園児が映る動画は「例外」として扱うことを勧めます。映る回ごとに保護者の同意確認が必要になり、投稿の流れが止まりやすいからです。投稿前には次の点を確かめます。
- 園児が映らない構成になっているか
- 映る場合、掲載先と期間を伝えた同意を記録したか
- 名札・掲示物・連絡帳の中身が映っていないか
- 下駄箱や作品の名前が読めないか
- 撮影に関わらない職員が見て確認したか
- 保育中や個人のスマホで撮っていないか
顔を映さなくても、名札や掲示物から園児や家庭が分かることがあります。人以外の映り込みも確認の対象に入れてください。
撮影の時間帯・機材・場所を法人が決める
当メディアは、採用動画を法人が決めた時間帯と園の機材で撮る「公式の発信」にすることを勧めます。保育中の撮影や、職員個人のスマホでの撮影はしません。保育中は園児が映り込みやすく、保育の手も止まります。個人の端末に素材が残ると、管理もできなくなります。
時間帯は、休園日や全員が降園したあとなど、園児がいない時間を法人として決めます。撮ってよい部屋と、撮らない部屋も先に決めておくと、外部の撮影担当者も迷いません。
出演は複数の職員で分け、退職時の扱いを先に決める
出演は1人の人気の保育士に頼らず、複数の職員で分けます。出演の同意と、退職したときに動画を残すか下げるかは、撮影前に決めて記録します。
- 断っても評価や配置に影響しないと書面で示す
- 同意を取り下げるときの連絡先を書く
- 動画ごとに「残す・非公開・削除」を決めておく
職員のあいだで「SNSをやらされる」と受け取られないためにも、任意であることを書面で伝えることが大切です。詳しい進め方は社員が出演するときの同意と退職時の動画の扱いにまとめています。
撮影日はシフトを組む担当者と決める
保育園は早番・遅番のシフトで動いています。出演する職員の空き日は、勤務表を持つ人にしか決められません。撮影日の調整役には、本部の担当者だけでなくシフトを組む担当者を最初から入れてください。
撮影は月1回などに日を固定し、まとめて撮ります。行事の準備で忙しい時期は確認も止まりやすいので、季節に左右されにくい回を落ち着いた時期に撮りためておくと安心です。
求人の表示と音源のルール
栃木労働局「職業紹介事業関係」(令和7年3月10日更新)と三重労働局のページは、SNS等を通じて直接労働者を募集するときは、氏名(名称)・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金を記載するよう求めています。厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」でも、求人等に関する情報の的確な表示が義務化されたとしています。プロフィールからつなぐ応募ページに6項目を載せ、条件が変わったら誰が何日以内に直すかを決めておきます。
音源にも注意が要ります。TikTok公式ヘルプ「Commercial Music Library」(2026年10月時点)によると、ビジネス向けに事前承認された約100万曲の商用音楽ライブラリがあり、一般向けの音楽ライブラリは商用では使えません。他のユーザーのオリジナル音源などを使うときは、ライセンスの確認が必要とされています。
消費者庁によると、ステルスマーケティングの規制は令和5年10月1日に施行されました。対象は広告であるのに広告と分からない表示で、規制の対象は広告主です。採用の投稿にどう当てはまるかはページに書かれていないので、職員の個人アカウントで園を紹介してもらうときなどは、事前に確認してください。
ここまでの決まりを、園長や本部の担当者が一から作るのは負担が大きい作業です。撮影の決まりづくりから一緒に進めてくれる外部を選ぶと、立ち上げが早くなります。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



依頼費用の決まり方半年の合計を応募数で割り紹介手数料と比べる
理事長に説明するには、月額だけでなく、半年でいくらかかり、応募1件あたりいくらになるかを示す必要があります。
費用は「月の本数×1本の単価」と社内の時間で決まる
運用代行の費用は、月の本数×1本の単価が中心です。見積もりは同じ条件で頼み、1本あたりの単価と含まれる作業をそろえて比べます。撮影や交通費が別料金なら、それも足してから1本あたりに直します。
見落としやすいのが、園の職員が使う時間です。内製も外注も、社内の時間は無料ではありません。保育園なら、たとえば次の時間がかかります(仮の数字)。
- 撮影の立ち会い:月1回×4時間
- 投稿前の確認:1本30分×4本=2時間
- 定例の打ち合わせ:1時間
- 同意の管理・記録:1時間
合計は月8時間です。これに担当者の時給を掛けて費用に入れます。
理事長に説明する計算式

当メディアは、採用目的のSNS運用の費用対効果を、代行費に社内の時間を足し、立ち上げ月を含む半年の合計を応募数で割って比べるべきだと考えます。
半年の合計 = 月の代行費×6ヶ月 + 初期費用 + 社内の時間(月)×時給×6ヶ月
応募1件あたり = 半年の合計 ÷ 6ヶ月の応募数
仮の数字で計算すると、次のようになります。
代行費:月4本×1本5万円(仮)=月20万円 → 6ヶ月で120万円
社内の時間:月8時間×時給2,000円(仮)=月1.6万円 → 6ヶ月で9.6万円
半年の合計:120万円+9.6万円=129.6万円(初期費用0円の場合)
応募6件なら:129.6万円÷6件=21.6万円/件
応募12件なら:129.6万円÷12件=10.8万円/件
分母の「応募数」は、TikTok経由と確かめられた応募だけを数えます。前の章で触れたWBPグループの例が「TikTok経由での採用応募DM件数」で示されているように、経路を分けて数えないと、この式は成り立ちません。
比べる相手は、自園が実際に払った人材紹介の手数料と求人媒体の費用です。厚生労働省は「地域ブロック別の職種別平均手数料及び離職率について」で、保育を含む職種別の平均手数料(令和6年度実績)を全国と地域ブロック別に公表しています。自園の地域の値も確かめておくと、説明の材料が増えます。
応募と採用は同じではありません。応募1件あたりだけでなく、面接まで進んだ人と採用1人あたりの費用も並べて見せるのが、理事長への説明で効きます。予算の上限の出し方はTikTok運用代行の予算の記事で詳しく扱っています。
初期費用がある場合は、金額の大小ではなく、解約後も園に残る納品物(設計書・ペルソナ・シリーズの型)があるかで見てください。
本数は社内で確認に使える時間から決める
月の本数は、「多いほど伸びる」という考えではなく、園が撮影の立ち会いと確認に使える時間から逆算します。確認が止まると、契約した本数を消化できず費用だけがかかります。
保育園のように保護者や職員の確認が入る業種は、最初の本数を少なめにし、確認の流れが回るのを確かめてから増やすほうがよいと考えます。
時期ごとに見る数字を変える

成果の判断は半年後の1回にしません。時期ごとに見る数字を変えます。
- 1ヶ月目:決めた本数が出ているか
- 3ヶ月目:プロフィール訪問が増えているか
- 6ヶ月目:応募・見学予約が来ているか
応募フォームと面接では、毎回「何を見て応募したか」を聞きます。聞かないと、TikTokの効果が求人媒体の応募に紛れてしまいます。
今月から始めると、6ヶ月目は翌年の4月ごろです。来年4月の採用はTikTokだけに頼らず、求人媒体や紹介と並行し、TikTokは次の年度に向けた経路として育てるのが現実的です。長い契約が心配なら、最低契約期間が終わったあとの更新の単位と解約の予告期限を先に確かめてください。詳しくは契約期間と解約の注意点をご覧ください。
保育園のTikTok採用でよくある失敗と対策

保育園で投稿が止まる原因は、動画の出来より、園の中の段取りにあることが多いです。代表的な失敗と対策をまとめます。
保育中に個人のスマホで撮り、園児が映り込む
現場の保育士が気を利かせて保育中に撮った動画に、園児が映り込むことがあります。確認で差し戻しになり、職員の手間も無駄になります。
対策は、撮影の時間帯・場所・機材を法人が決め、それ以外では撮らないと最初に伝えることです。「撮ってよい部屋」の一覧を外部の撮影担当とも共有します。
人気の保育士1人に頼り、退職でシリーズが止まる
出演が1人に集まると、その職員の退職や異動でシリーズが続けられなくなります。辞めた人の動画をどうするかでも迷います。
対策は、出演を複数の職員で分け、役が替わっても続けられる構成にすることです。退職時の扱いは動画ごとに決めて記録しておきます。
シフトが合わず撮影日が決まらない
本部の担当者だけで日程を決めようとすると、出演者の勤務と合わずに延期が続きます。
対策は、シフトを組む担当者を調整役に入れ、月1回の撮影日を先に勤務表へ入れることです。
園長・本部・理事長の確認待ちで投稿が止まる
確認する人が多いと、返事待ちのあいだに投稿が止まります。言い回しまで直し始めると、さらに遅れます。
対策は、最終確認を1人に決め、見る観点を絞ることです。
- 事実の誤りがないか
- 外に出せない情報がないか
- 園児や名前が映っていないか
- 応募ページへの案内があるか
再生数で判断し、応募の経路を数えていない
再生数が伸びた月を成功と考えると、応募につながったかが分かりません。逆に、再生数が少ない月に早々とやめてしまうこともあります。
対策は、時期ごとに見る数字を決め、面接で応募のきっかけを聞くことです。応募フォームに「何を見て応募したか」の選択肢を入れておくと、集計の手間も減ります。
ここに挙げた失敗は、どれも撮影を始める前の決めごとで防げます。撮影の決まり・出演の分け方・確認の流れを最初に一緒に設計できる外部がいると、投稿が止まりにくくなります。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



自社だけで続けるのが難しいときは
園長も本部も兼務で、企画や撮影まで手が回らない場合は、外部に作業を任せ、園は判断と出演・確認に集中する形が向いています。
株式会社Zero-OneのTikTok運用代行
当メディアを運営する株式会社Zero-One(大阪市西区)のTikTok運用代行は、企画・台本・撮影・投稿・分析を一貫して担当し、企画から投稿まで丸投げできます。料金は1本3万円〜です(2026年10月時点、公式サイトのサービスページに掲載)。契約は「月の本数×6ヶ月」の月額制が基本で、最低契約期間は基本6ヶ月です。関西圏内の撮影は撮影費・出張費をいただいておらず、月1回の定例でデータ分析の共有と企画の打ち合わせを行います。コメント・DMの返信は代行していないため、応募への返信は園に残ります。制作したショート動画は、Instagramリール・YouTubeショートにも投稿できます。
公式サイトに保育園の事例は掲載していません。採用目的の事例としては、前の章で紹介したWBPグループ株式会社の応募DM件数の実績があり、中小企業の支援実績は累計100社以上です(公式サイト掲載)。また、著者(運営者)はショート動画黎明期の2022年から運用事業を始め、ベンチャー・中小企業のショート動画活用支援に携わってきました。
相談の前に用意する3行

どの依頼先に相談するときも、前提をそろえておくと各社の答えを比べられます。
- 目的:例)来年度以降の保育士の応募経路をつくる
- 予算の幅:半年でいくらまで出せるか
- 社内で出せる時間:月に撮影と確認へ使える時間
この3行を持って、撮影の決まりと月の本数・費用の試算を相談してください。Zero-Oneでは無料相談(https://zeroone-create.net/contact)と資料請求(https://zeroone-create.net/request-info)を受け付けています。
保育園のTikTok採用代行に関するよくある質問
- 園児の顔をぼかせば、保育園のTikTokに載せてもよいですか?
- ぼかしで隠せるとうたう依頼先もありますが、載せてよいかの法的な判断は園と専門家で行ってください。当メディアは、園児が映らない型を標準にし、映る動画は例外として、保護者に掲載先と期間を伝えた同意を記録してから出すことを勧めます。名札や掲示物の映り込みも確認してください。
- TikTokで保育士の応募が来るまで何ヶ月かかりますか?
- 何ヶ月で来るとは言い切れません。1ヶ月目は投稿本数、3ヶ月目はプロフィール訪問、6ヶ月目は応募と、時期ごとに見る数字を変えて判断します。今から始めて来年4月の入職に間に合わせたい場合は、求人媒体や人材紹介と並行して進めるのが現実的です。
- 保育士個人のアカウントで園を紹介してもらうのはよいですか?
- 応募の受け皿は法人のアカウントにするほうが安全です。個人に頼ると、退職したときに応募の経路ごと失います。消費者庁のステルスマーケティング規制は広告主が対象で、採用の投稿にどう当てはまるかは同庁のページに書かれていないため、個人アカウントで発信してもらう前に確認してください。
- TikTokのDMで応募や質問が来たら、誰が返信しますか?
- 返信を代行するかは依頼先ごとに違うので、見積もりの段階で確かめてください(Zero-Oneは代行していません)。園で返信する場合は、応募ページへのリンクを決めるときに、返信の担当者と返信の期限も決めておくと、兼務でも返事が遅れにくくなります。
- TikTok用に作った動画はInstagramにも使えますか?
- 依頼先によっては、TikTok用のショート動画をInstagramリールやYouTubeショートにも投稿できます。使う予定がある媒体は見積もりの段階で伝えてください。音源の権利は動画とは別なので、企画の段階で、全媒体で使える音源か音源なしで作るよう頼んでおくと手戻りを防げます。
まとめ|判断と出演を園に残し、作業を任せれば続けられる
保育園のTikTok採用は、企画から分析まで外部に任せられます。ただし、園児を映すか、誰が出演するか、出してよいかの判断と、応募への返信は園に残ります。園児が映らない型を標準にし、撮影の時間帯・機材・出演の分け方・退職時の扱いを先に決めた園ほど、投稿が止まらずに続きます。
費用は、月の本数×1本の単価に社内の時間を足して考えます。TikTok経由の応募を経路ごとに数え、半年の合計をその応募数で割ります。自園が払ってきた紹介手数料や求人媒体の費用と並べれば、理事長にも説明しやすくなります。
次の一歩として、目的・予算の幅・社内で出せる時間を3行で書き出してください。そのうえで、撮影の決まりと月の本数まで相談できる依頼先に試算を頼むと、比べやすくなります。
- 集客型運用で1,000件販売達成
- 採用型運用で40名の応募獲得
- 中小企業の支援実績 累計100社以上



- 厚生労働省「保育所保育指針」(平成29年厚生労働省告示第117号)
- こども家庭庁「保育」
- 千葉県教育委員会「そのイラスト、使っても大丈夫?(県教委ニュースVol.333)」
- 個人情報保護委員会「『個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン』に関するQ&A」
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関する景品表示法の規制」
- 栃木労働局「職業紹介事業関係」(令和7年3月10日更新)
- 三重労働局「有料・無料職業紹介事業関係の法令・制度」
- 厚生労働省「令和4年職業安定法の改正について」
- 厚生労働省「地域ブロック別の職種別平均手数料及び離職率について」
- TikTok「Commercial Music Library」
- アドライブエージェント「保育リード」
- 採用コミット「保育士の採用代行(RPO)」
- 美辺株式会社「広報・SNS運用代行サービス」
- ココナラ「今始めないと損!TikTokの運用代行をいたします」
- 日本経済新聞「保育士採用、TikTokで成果 千葉のハイフライヤーズ」
- 株式会社Zero-One「TikTok運用代行」
