AI開発の費用の内訳公開料金の比較と見積もりの見方【2026年】
「AI開発の見積もりを取ったら、一式で数百万円と書いてあった。何にいくらかかっているのか分からない」。AI開発の費用は、何が含まれているかを確かめないと、金額の高い安いを判断しにくい分野です。
この記事では、AI開発の料金を自社の公式ページで公開している5社の表記を表に並べ、見積もりに入りにくい別建ての費用と、金額が変わる要因を整理しました。
金額は2026年10月15日に公式ページで確認した表記で、実際の見積もりではなく、業界の相場でもありません。見積書を読む手がかりに使ってください。
- 業務に合わせたAIシステムを開発(入力・処理・連携・運用まで)
- 生成AIに選ばれる会社になるAIO対策
- まずは無料ヒアリング(30分)から
目次
AI開発の費用の結論:金額より先に、表し方と中身をそろえる
AI開発の費用は、同じ「AI開発」という名前でも、会社によって料金の表し方も、含まれる範囲も違います。見積書を受け取ったら、総額で高い安いを判断せず、何が入っていて何が別建てなのか、税込か税別か、期間はどれだけかをそろえて読むのが基本です。
国や公的機関が示したAI開発の費用相場は、確認できた範囲では見当たりませんでした。そのため、この記事では相場の数字を示しません。代わりに、AI開発の料金を自社の公式ページで公開している5社を調べ、公式ページの表記だけを次章の表にまとめました。
5社の表記は、月額で示す、単発の最低額で示す、PoCから運用までの段階で示す、の3つに分かれました。サービスの範囲が違うため、金額の大小はそのまま比べられません。
この記事の結論を先にまとめます。
- 公的な費用相場は確認できず、料金は会社の公式ページの表記を1社ずつ読む
- 料金の表し方は、月額、単発の最低額、段階別の3つ。期間を掛けた総額と税の表記をそろえて比べる
- 外部AIの利用料、LINEなどの外部サービス、データ整備、税は、開発費の外に別建てになることがある
- 金額が変わる要因は、連携先、データの状態、権限、品質の約束の形、納品物の範囲、契約の進め方の6つ
- 届いた見積書は、同じ項目に分けて並べて比べる
公開料金の比較:公式ページで料金を確認できた5社
AI開発(受託開発、AIシステム開発、生成AI活用の開発支援)の料金を、自社の公式ページで公開している会社を調べ、2026年10月15日に各ページを開いて確かめました。1番目の株式会社Zero-Oneは当メディアの運営会社のため先に載せています。並び順は優劣を示すものではありません。
| 会社・サービス | 料金の表記 | 期間・補足 |
|---|---|---|
| 株式会社Zero-One (当メディア運営会社) AI開発 |
基本 30〜80万円(設計・システム接続図・テスト・導入。要件定義を含む) 機能ごとに15〜200万円を加算(目安) 運用(月額):保守・見守り 3〜10万円、改善・ご報告 5〜15万円 いずれも2026年9月時点の目安・税別 |
期間は内容によって変わります。要件を伺ったうえで確定する目安。最低契約期間の記載なし。無料ヒアリング30分のあと、簡易プロダクトと概算のお見積りまで無料。消費税、外部SaaS・AI APIの従量課金、未確認のデータ整備・基幹システムの改修は含まない |
| 株式会社アイビス Swooo 「業務AI化・DX」 |
PoC 500万〜1,500万円 本格導入 3,000万円〜 運用保守 個別見積もり 税の表記なし |
PoCは2〜3か月、本格導入は6〜12か月、運用保守は月次。契約形態は準委任・請負・ハイブリッドから選べると記載。最低契約期間の記載なし |
| 株式会社WEEL 生成AI コンサルティング・開発 |
コンサルティング 80万円〜/月 プロトタイプ開発 120万〜160万円/月 ソリューション開発 個別お見積 税の表記なし |
コンサルティングは3か月〜、プロトタイプ開発は2〜4か月、ソリューション開発は4か月〜。月額で表示し、契約期間に応じて金額が変わると記載 |
| AQUA合同会社 AI開発 |
Starter(RAGスタンダード)月額9,980円・初期費用0円 Professional(AIエージェント)498,000円〜 Enterprise(フルスタックAI)1,500,000円〜 Consulting 月額200,000円〜 いずれも税抜 |
要件により価格が変動する場合があると記載。最低契約期間の記載なし。PoCは2〜4週間が目安と記載。Professionalは3か月サポート・ソースコード納品、Enterpriseは6か月SLAつき |
| 株式会社課題解決 プラットフォーム AI開発・業務自動化 |
業務自動化ミニ開発 30万円〜(単発) AI組込み開発 80万円〜(要件見積) AI開発顧問 月額30万円 初期費用なし いずれも税抜 |
ミニ開発は2〜4週間、組込み開発は1〜3か月が目安。ミニ開発は納品後1か月の動作フォロー込みで、1か月を超える保守は別見積もり。顧問は最低3か月(以降1か月単位)。見積もり合意後の追加請求なし(仕様追加時は事前に再見積もり) |
※ 出典:各社の公式ページ(2026年10月15日確認)。金額・期間・補足は各ページの表記で、「記載なし」は確認した範囲でページに書かれていなかった項目です。サービスの範囲が各社で異なるため、金額の大小は比較できません。料金は改定されることがあるため、契約前に最新の表示を確認してください。
料金を公開していても、「要問い合わせ」とだけ書いている会社や、金額が相場の紹介にとどまる会社は、この表に入れていません。自社サービスの料金を公式ページで確認できた会社だけを載せています。
表し方は、月額・単発の最低額・段階別に分かれる
月額で示しているのは、WEELのコンサルティングとプロトタイプ開発、AQUAのStarterとConsulting、課題解決プラットフォームのAI開発顧問です。単発の最低額(「〜」つき)で示しているのは、課題解決プラットフォームのミニ開発と組込み開発、AQUAのProfessionalとEnterpriseです。段階で示しているのは、PoC、本格導入、運用保守に分けたアイビスと、基本・機能ごとの加算・運用の月額に分けたZero-Oneです。
WEELのソリューション開発とアイビスの運用保守は、ページ上では個別見積もりです。公開料金だけでは総額が決まらない部分が残る点に注意してください。
月額表示は、期間を掛けた総額にして比べる
月額で示された料金は、期間を掛けて総額にすると、一括の金額と同じ物差しで見られます。WEELのプロトタイプ開発は月額120万〜160万円で、期間は2〜4か月です。単純に掛けると、合計は240万〜640万円の幅になります(当メディアによる単純計算)。課題解決プラットフォームのAI開発顧問は、ページに最低期間の総額が90万円(月30万円×3か月)と書かれています。AQUAのStarterは、12か月続けると119,760円です(月額9,980円×12、当メディアによる単純計算)。
月額の料金は、続ける期間で総額が変わります。最初の契約期間と、その後の更新の条件を確かめてから、総額を出しましょう。
税の表記も、そろえて比べる
表のうち、税別または税抜と書いているのはZero-One、AQUA、課題解決プラットフォームです。WEELとアイビスは、確認した範囲では税の表記がページ上で見つかりませんでした。税の表記がない場合は、見積もりの時点で税込か税別かを確認してください。
- 業務に合わせたAIシステムを開発(入力・処理・連携・運用まで)
- 生成AIに選ばれる会社になるAIO対策
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費用の中身:見積もりに出てくる項目と、別建てになりやすい費用
見積もりは「作る部分」「使い続ける部分」「別建て」に分けて読む
表の5社の公式ページを見ると、費用は大きく3つの部分に分けて読めます(当メディアの整理)。1つ目は、要件整理、設計、開発、テスト、導入といった「作る部分」です。2つ目は、運用、保守、改善といった「使い続ける部分」です。運用を月額で示す会社、運用保守を個別見積もりとする会社、納品後1か月を超える保守を別見積もりとする会社があり、扱いは分かれています。3つ目は、開発費の外に置かれる「別建て」の費用です。
見積書では、要件定義が基本の中に入っているのか、別の契約や別の項目なのかを確認してください。要件定義を含めて見積もる形と、別に切り出す形では、同じ金額でも中身が違います。
検索して根拠つきで答える仕組み(RAG)は、納品物の範囲で費用が変わります。デジタル庁の契約チェックシート(DS-920 別紙4)では、RAGはデータベースが納品物になるのが一般的だとされています。そのうえで、文書を読み取るプログラムや文章を分割するプログラムなどを成果物に含めるのか、WebAPIとして使わせるのかを検討するよう整理されています。含める範囲が増えれば、見積もりの項目も増えます。
外部AIサービスの利用料(従量課金)
文章を作るAIを外部のサービスから使うと、利用量に応じた料金が毎月かかります。OpenAIのAPI料金ページでは、文章モデルの料金は100万トークン(AIが処理する文字の単位)あたりで示され、入力、キャッシュされた入力、出力が別々の単価です。単価の異なる枠や、ツールを使ったときの別の課金も載っています。
GoogleのGemini APIの料金ページも、100万トークンあたりのドル建てで、入力と出力が別単価です。非同期処理向けのBatchは費用を半分に抑えられると説明されています。Google検索を使うツールは、Gemini 3以降のモデルでは、有料プランで月5,000件の無料枠があり、超えると別料金です(Gemini 2.5は1日1,500件など、モデルによって条件が違います)。無料枠のデータは製品の改善に使われる一方、有料枠では使われないとも書かれています。単価や無料枠は改定されるため、金額は見積もりのときに最新の料金ページで確かめてください。
この利用料を開発費に含めるのか、発注側が直接払うのかは、見積もりの書き方しだいです。どちらが一般的かを示す公的な資料は、確認できた範囲では見当たりません。月額は、次の2つを足すとおおまかに見立てられます。
- AIの利用分:月の利用回数 ×(1回あたりの入力量 × 入力単価 + 1回あたりの出力量 × 出力単価)
- 検索などのツールを使う場合:その回数 × ツールの単価
単価は各社の料金ページで確認します。ドル建ての場合は為替の変動も見ます。1回あたりの量は、PoCで実際に測った値を使います。
LINEなど外部サービスの月額
LINEで問い合わせを受け付ける仕組みを作る場合は、開発費とは別にLINE公式アカウントの月額がかかります。公式ページの料金は次のとおりです。
| プラン | 月額固定費(税別) | 無料メッセージ | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライト | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダード | 15,000円 | 30,000通 | 1通3円(月20万通を超えた分は2.5円)・税別。2026年10月1日の改定後の料金 |
※ 出典:LINEヤフー for Businessの料金ページ(2026年10月15日確認)と、追加メッセージ料金改定のお知らせ。追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定済みです。契約時点の最新の表示を確認してください。
数えられるのは、Messaging APIのPush・Multicast・Broadcast・Narrowcastで送るメッセージです。返信用のReply APIは課金の対象外とされています。たとえば友だちが3,000人で月4回配信すると12,000通になります(仮定の例)。ライトは追加ができないため枠を超えてしまい、スタンダードが必要になります。配信の頻度を決めずに作り始めると、月額のプランが後から変わりかねません。
データ整備は、見積もりから抜けやすい
紙の文書をデータにする、古い版の文書を整理する、といった作業は、見積もりから抜けやすい項目です。WEELのページには、自社のデータにスキャンが必要なものを使う場合、データの加工に期間と費用を要する可能性があると書かれています。誰がどこまで整備するのかを、見積もりの前に決めておきましょう。
金額が変わる要因:6つを先に伝えると見積もりがそろう
見積もりの金額は、次の6つの前提で動きます。依頼するときに先に伝えておくと、会社ごとの前提のずれが減り、見積書を比べやすくなります。公式ページに載っている例を添えています。
| 要因 | 金額への関わり方 | 依頼時に伝える点 |
|---|---|---|
| 連携先の数と種類 | AQUAのプラン表は、Professionalが「MCP 1系統」、Enterpriseが「MCP複数系統」と、連携の数をプランの区分に使っている | 連携したい既存システムの名前と、使っているバージョン |
| データの量と状態 | WEELのページは、スキャンが必要なデータは加工に期間と費用を要する可能性があると説明している | 文書の形式(紙・PDF・Word)、更新の頻度、保管場所 |
| 権限とセキュリティ | アイビスの本格導入には「セキュリティ・データガバナンス実装」が含まれる。閲覧の制限や操作記録を付けるかで、必要な作業が変わる | 部署ごとの閲覧制限、操作記録の要否 |
| 品質の約束の形 | 精度の測定や改善の取り組みを、契約に入れるかで変わる | 精度の測り方、基準に届かなかったときの対応 |
| 納品物の範囲 | AQUAのプラン表は、Professionalが「ソースコード納品」を含み、Enterpriseが自社の資産としての納品まで含むなど、渡す範囲に差がある | 成果物に含めたいもの、権利の帰属の希望 |
| 契約と進め方 | アイビスはPoC、本格導入、運用保守を分けて金額を示している。小さく試してから進めるか、全体を1本で頼むかで変わる | 段階ごとの契約にできるか |
※ 右の2列は、デジタル庁の契約チェックシートの観点と、各社の公式ページの記載(2026年10月15日確認)をもとに当メディアが整理しました。
小さく試す段階を切り出せるかで、最初の金額が変わる
デジタル庁の生成AIの調達ガイドライン(DS-920 6.1.2)は、概念検証の段階か本番開発の段階かといったフェーズによって、求める対策の度合いを変えるよう勧めています。公式ページでも、アイビスはPoCを2〜3か月、WEELはプロトタイプ開発を2〜4か月、AQUAはPoCを2〜4週間の目安として、事業への適用を確かめる段階に位置づけています。全体の契約の前に小さく試せるかは、最初に出る金額を左右します。
依頼の型によって、費用の考え方が変わる
AI事業者ガイドライン(第1.2版)の別添は、AIに関する契約を、汎用的AIサービス利用型、カスタマイズ型、新規開発型の3つに分けています。既製のAIサービスを使えば足りる場合は、この記事で扱う開発費とは別の費用の考え方になります。導入支援の種類は、生成AI導入支援とはの記事で整理しています。
- 業務に合わせたAIシステムを開発(入力・処理・連携・運用まで)
- 生成AIに選ばれる会社になるAIO対策
- まずは無料ヒアリング(30分)から
見積書の比べ方:同じ項目に分けて並べる
見積書を読み替える8つの項目
見積書の項目名は会社ごとに違います。次の8つの項目に読み替えて、会社ごとに「入っている」「入っていない」「別建て」のどれかを確かめると、違いが見えます。入っていない項目は、その見積もりに含まれていない部分です。
- 要件整理・設計(要件定義を含むか)
- 開発の範囲(取り込むデータ、AIにさせること、連携先の数と名前)
- 納品物(ソースコード、手順書、データベースなど)
- 運用・保守(月額。何が含まれるか、期間はどれだけか)
- 別建ての費用(外部AIの利用料・外部サービス・データ整備)
- 前提条件(データの状態、連携先の仕様の確認済みか)
- 契約の形(段階ごとか、全体で1本か。請負か準委任か)
- 税の扱い(税込か税別か)
会社そのものの選び方は、AI開発会社の選び方の記事で整理しています。見積もりを同じ項目に分けて並べる考え方は、会社を比べるときにも使えます。
見積書に添えて聞く質問
見積書を受け取ったら、次の質問を送ってみてください。答えの具体さも比べる材料になります。
- この見積もりに、要件定義は含まれていますか。別の契約や別の項目ですか
- 作る部分、運用・保守、別建ての費用のうち、含まれていないものはどれですか
- 連携先は何件で、仕様の確認は済んでいますか
- 外部AIの利用料は、見積もりに含まれていますか。別に事業者へ払いますか
- データの整備は、誰がどこまで行いますか
- 運用の月額には、何が含まれていますか(保守・監視・精度改善など)。契約の期間と更新の条件は
- 精度はどう測り、基準に届かなかったときは何をしますか
- 小さく試す段階だけの見積もりは出せますか
- 見積もりの金額には、消費税は含まれていますか
費用で失敗しやすいパターン:3つと避け方
月額だけを見て、期間と運用費を足さない
表のとおり、料金を月額で示す会社と、単発の金額で示す会社が混ざっています。月額の金額だけを見て、期間を掛けた総額を出さずに比べると、支払いの大小を取り違えます。対策は、月額には期間を掛け、単発の金額には運用・保守の12か月分を足して、同じ期間で並べることです。
従量課金の使い方を決めずに始める
外部AIの利用料は使った分だけ増え、LINEの追加メッセージも配信の数で変わります。利用回数や配信数の見込みを事業者と共有し、見込みを超えたときにどう知らせるかを、始める前に相談しておきましょう。
要件が固まる前に、一式の見積もりで契約する
要件が固まっていない段階の一式の見積もりは、後から範囲外の追加が出やすくなります。IPAと経済産業省のモデル契約は、システム開発を工程ごとに個別の契約にする多段階契約を前提に説明しています。要件を固める段階と開発の段階を分けて契約できるかを確認しましょう。
- 業務に合わせたAIシステムを開発(入力・処理・連携・運用まで)
- 生成AIに選ばれる会社になるAIO対策
- まずは無料ヒアリング(30分)から
自社だけで見立てるのが難しいときは
何を入力して何を出力したいのかが固まらないと、見積もりの項目も決められません。そうした段階では、やりたいことを一緒に整理する窓口があると進めやすくなります。
Zero-Oneでも、AIの導入(AI開発)のご相談を、30分の無料ヒアリングから受けています。簡易プロダクトと概算のお見積りまでは無料です。無料でお出しする簡易プロダクトは、ご要望の画面や動きを確かめていただくための試作で、お客様の実データや社内システムとの接続は含みません。要件定義の費用は、開発のお見積りに含めてお示しします。まずは無料相談から、自社の条件で費用がどう組み立てられるかを確かめてみてください。お問い合わせフォームでは「AI導入」にチェックをお願いします。
AI開発の費用に関するよくある質問
- AI開発の費用相場は、公的な資料で確認できますか?
- 確認できた範囲では、国や公的機関がAI開発の費用相場を示した資料は見当たりませんでした。そのため、相場に当てはめるより、自社の依頼に近い項目を足し上げて見積もりを読む見方が合います。
- 見積もりは何社に依頼すればよいですか?
- 公的な資料に社数の目安は確認できませんでした。2〜3社に同じ条件を伝えると、金額だけでなく、含まれる範囲と別建ての費用の違いが見えやすくなります。依頼書には、目的、対象の業務、使うデータ、連携したい既存システムを書いておきましょう。
- 外部AIの利用料は、開発費に含まれますか?
- 見積もりの書き方しだいです。利用量に応じた従量課金のため、開発費とは別建てで、事業者に直接払う場合もあります。どちらが一般的かを示す公的な資料は確認できませんでした。見積書の「含まない費用」の欄と、月額の見立ての式を事業者に確認してください。
- まずPoCだけ頼むことはできますか?
- 事業者によります。デジタル庁のガイドラインは、概念検証か本番開発かといったフェーズに応じて対策の度合いを変えるよう勧めています。PoCだけの見積もりを出せるか、そのあと本番に進む場合の費用はどうなるかを、契約前に質問しておきましょう。
- 公開されている料金の金額は、そのまま比べてよいですか?
- そのままでは比べにくいです。月額で示す会社と、単発の最低額で示す会社があり、サービスの範囲も、税の表記も会社ごとに違います。期間を掛けた総額、含まれる範囲、別建ての費用、税込か税別かをそろえてから、見積書で比べてください。
まとめ:表し方の違いをそろえ、別建てと運用費まで並べて比べる
AI開発の費用は、料金を公開している5社の公式ページを見ても、月額、単発の最低額、段階別と表し方が分かれ、税の表記もそろっていません。確認できた範囲では、公的機関が示した費用相場は見当たらず、金額の大小を会社どうしで比べるより、表し方と含まれる範囲をそろえて読むのが基本です。
次の一歩として、まず外部AIの利用料、外部サービスの月額、データ整備、税の4つが見積もりの外にないかを、見積書の「含まない費用」の欄で確認しましょう。そのうえで、届いた見積書を同じ項目に分けて、月額には期間を掛け、初期費用には運用費を足して並べると、金額の違いの理由が見えてきます。
- 業務に合わせたAIシステムを開発(入力・処理・連携・運用まで)
- 生成AIに選ばれる会社になるAIO対策
- まずは無料ヒアリング(30分)から
- 株式会社Zero-One「AI開発の自社実装事例と費用の目安」
- 株式会社アイビス(Swooo)「業務AI化・DX|PoC(500万〜1,500万円)から本格導入・運用まで」
- 株式会社WEEL「生成AIコンサルティング・開発」
- AQUA合同会社「AIエージェント・RAG・MCP開発」
- 株式会社課題解決プラットフォーム「AI開発・業務自動化(Claude Code・生成AIの受託開発)」
- OpenAI「API Pricing」
- Google「Gemini Developer API pricing」
- LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」
- LINEヤフー for Business「追加メッセージ料金改定のお知らせ」
- デジタル庁「行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン(DS-920)」
- 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)別添(付属資料)」
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)・経済産業省「情報システム・モデル取引・契約書(第二版)の公表にあたって」
